タイでの就労ビザ取得について

タイで外国人が就労する場合にはBビザという査証が必要になります。ここでは取得までの流れ、必要書類等について説明させて頂きます。

就業目的でタイに入国する際には、第3国(カンボジア、ラオス、マレーシアなど)の大使館、駐日タイ大使館で滞在ノンイミグラントBビザ(Non Immigrant/Business Visa)を取得する必要があります。

その後タイへ入国し労働許可証の取得となります。労働許可証はタイの労働局に出向いて取得となります。場所はディンデーンという日本人にあまりなじみに無い場所になりますのでタイ人スタッフ同行で行かれる方が良いかと思います。
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下記ビザの申請に必要な書類一覧です。

パスポート(有効期限6ヶ月位以上)
ビザ申請書1枚
写真(3.5×4.5cm) 2枚
航空券または航空券予約確認書
英文履歴書
日本の会社からの英文での推薦状、親族からの身元保証書(英文)
タイの会社からの英文インビテーションレター1部
タイ側会社登記簿コピー
申請手数料

注意点

タイ人の雇用を守る為に禁止されている業種もございますので事前に確認をお勧めします。

その他日本人がタイで労働許可を得る為には下記のルールも守る必要があります。

1、外国人1名につき最低200万バーツの資本金が必要

例:日本人2人の場合は400万バーツ

2、外国人1名につき、タイ人従業員を4名雇用する必要がある。

※BOI(タイ投資委員会)の認可を受けている場合はこの限りではございません。
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労働許可証の取得

就職、就労が確定後、ノンイミグランドBビザの取得が完了後、労働許可証の申請に入ります。就業先で人事担当者などが手続きを進めてくれる事が一般的です。タイの会社で日本人を雇用した事が無い場合は信用がおける代行業者さんなどに依頼する事も一つの手であります。労働許可証が発行されてようやくタイで正式に働く事が可能となります。

労働許可証の申請必要書類

パスポート
パスポートコピー(スタンプ等が押してあるページ全て)
写真3枚(5×6)
職歴証明書
英文卒業証明書
健康診断書

※ここから下はタイの会社の方で通常用意してくれます。

会社登記謄本
納税者登記証
申請する者の給与
会計資料
会社案内
会社所在地の地図、組織図、従業員数

労働許可証はノンイミグラントBビザの期限と連動しています。延長手続きはタイ国内で可能となります。日本へご帰国の際はリエントリーパーミットを取得する必要があります。これを取得せずに出国した場合また最初からビザの取得手続きをとる事になりますので大変面倒な事になります。

近年外国人のビザ取得がどんどん厳しくなって来ています。今まで必要なかった書類を要求されたりする事もありますので柔軟に対応して行く必要があります。