タイと日本のドア

今回はタイと日本のドア(扉)についての考察です。

日本の住居の入口のドアは外開きですが、タイの住居の入口は内開きになっております。気にしなければ気付かない点かもしれませんが、皆様はお気付きになられておりますでしょうか。

この点に関しては特に日本で法律等で定めされている訳ではなく、一般的に日本の住居は海外の住居に比べて狭く、内開きにするとドアが開閉できるだけの広いスペースが必要になります。日本の家の大きさを考えると内開きよりも外開きの方が理にかなっていたのでしょうか。

また日本には靴を脱ぐ習慣があります。内開きだと靴が邪魔になり扉の開閉がしにくくなるというのも大きな理由の一つと言われているようです。その他にお寺の建築物や、仏壇の扉が外開きである事にも関係しているのではないかとの説もあるようです。

タイの物件で外国人がお住まいされております物件では必ず24時間警備員、物件によってはカードキーがなくては中に入れない作りでしたり、エレベーターにもカードキーがあり自分の居住している階にしか上がる事が出来ませんでしたりと、不審者の侵入は簡単には出来ないと思いますが、

防犯上の観点からですと外開きよりも内開きの方が安全だと言われているようです。外開きだと家の鍵を開けた途端に侵入者にドアを引っ張られ、簡単に家の中に侵入されてしまう危険性が高いですが、内開きの場合、ドアに体重を掛けて侵入者を外に押し出せる為、侵入を防ぎやすいようです。

ごくまれに外国人がお住まいされておられます物件にて泥棒などがあるようなので、ドアもそうですが、窓などの鍵も忘れずに皆様きちんと掛けて防犯意識を高めましょう。

タイのタクシー事情②

タイのタクシーは会社から個人が車を借りて営業する事が多いようです。12時間ごとの1日2交代で、交代の時間帯が夕方4~6時位が一般的だそうです。この時間帯は一時的に空車の数が少なくなります。

行き先、時間帯によって乗車拒否も多くあります。タイのタクシーは乗車拒否は日常茶飯事です。「帰宅途中の上、目的地が家から遠い」「渋滞の多い道」「ガス欠」「目的地で次の客が探せ無そう」「酔っ払い」「言葉が通じない」様々な理由で乗車拒否されますが良くある事ですので次の車を探しましょう

雨季にはスコールが降りますが、大雨のときは特にメーター料金で乗せてくれるタクシーは少なくなります。この場合料金は交渉制となります。料金で折り合いがつけば良いのですが、大抵吹っかけてくるのが普通です。違反行為ですので、あまり良い運転手とはいえません。トラブルを避けるためにも交渉された時点で、そのタクシーには乗らず次の運転手を探すのが無難です。

またタイのタクシーは日本のよりもトラブルも多いのが現状です。強盗、暴行事件も多く起きているのも現状です。特に女性の夜一人でのタクシー利用は不安なものです。予防策としてタイ人の女性でも多くしている事が乗車前に車両番号や運転手のIDを撮影する事です。日本だと運転手に嫌な思いをさせると敬遠しがちですが、タイ人女性はバシバシ撮影していますので問題ございません。忘れ物をした時でも探しやすくなります。安全の為に撮影してラインなどで知人に送りましょう。また車内で電話するのも犯罪防止の抑止力となります。座る位置は運転手の真後ろが良いでしょう。

トラブルの際の連絡場所。

警察又は、陸運局のコールセンター1548へ。(要タイ語、英語24時間受付可能)必要な情報は車両番号、運転手の登録番号、車の色、乗り降りした場所、日時、トラブル内容を係員に告げる。10日程で事実関係を調査して運転手の処分などについて連絡を頂けます。