バンコクの日本人専用ワクチン接種を行っている5病院をご紹介します

こんにちは西村不動産です。8月からスタートしている、バンコクの日本人専用ワクチン接種(アストラゼネカ製)ですが、現在では18歳以上のタイ在住日本人まで対象年齢が拡大しています。

日本人御用達のサミティベート病院ではすでに1回目の登録・接種が終了していますが、5病院は10月も登録・接種を継続しています。

その日本人専用ワクチン接種を行っている5病院についてご紹介いたします。

バムルンラード・インターナショナル病院

登録可能期間:10月4日(月)から10月8日(金)まで

事前登録の上、接種可能

<概要>

サミティベート病院と同じく日本人専用窓口があり日本語で受診可能です。場所はスクンビットソイ3のナナエリアにあります。

世界一流の医療技術を誇り、タイ国内はもちろん、国外からも多くの来院患者がいます。ロボット手術などの最先端技術や、1300人以上の医師とそれを支える4800人以上の専門家たちがバムルンラードに所属しており、質の高い医療をワンストップサービスでご提供しています。

入院室の豪華さでも有名な病院です。

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バンコク病院

10月11日(月)から10月17日(日)まで

事前登録の上、接種可能

<概要>

日本人のかかるバンコク3大病院の一つで、日本語が話せる専門通訳によって日本語での受診が可能です。場所はトンローに近いペチャブリー通りにあります。

東南アジア最大にして最高水準の私立病院グループです。日本の医大を卒業したタイ人医師や、日本人の医師と看護師の健康相談員、メンタルヘルスアドバイザーが対応してくれます。

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シンペート・シーナカリン病院

登録可能期間:10月29日(金)まで

日本のパスポートを持参すれば、事前予約なしで接種が可能

<概要>

場所はバンコク東部のシーナカリン通りにあります。2019年に設立された新しい病院で、グローバルスタンダードを満たした最新技術の病院で、英語、タイ語での対応になります。

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シンペート・セリラック病院

登録可能期間:10月29日(金)まで

日本のパスポートを持参すれば、事前予約なしで接種が可能

<概要>

同じくシンペート系列の病院で、ミンブリー区にあります。

ホームページ(ワクチン接種のページ)

メドパーク病院

10月4日(月)から10月20日(水)まで

事前登録の上、接種可能

<概要>

まだ新しいMRTクイーンシリキット駅から徒歩3分の好ロケーションにある総合病院です。医療業界で30年以上の経験を持つ医療専門家と経営陣の下で運営されており、25階建てで9万平方メートルの敷地面積がある巨大病院です。

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まとめ

最も日本人が多くかかっているサミティベート病院は、登録と1回目の接種を終了していますが、2回目の接種は同じ病院で可能です。

現在タイではコロナの新規感染者数も1万人くらいまで減少し、10月から規制緩和も実施されており、更なる規制緩和でより平常に近い状況に戻ることが期待されます。

西村不動産では病院に近いロケーションの物件も多数ご案内しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

日本人専用ワクチン接種プログラムについて

こんにちは、西村不動産です。コロナ感染拡大でロックダウン中のバンコクですが、ようやく9月1日から規制緩和で飲食店での店内飲食が許可されました。

そしてワクチン接種の日本人専用プログラムの対象年齢が9月6日(月)よりバンコク、シラチャにおいてついに40歳未満(ただし、18歳以上)まで拡大します!

日々デルタ株の猛威におびえていた在タイ日本人にとって非常に心強いニュースが続いています。

では9月現在の日本人専用ワクチン接種プログラムについてまとめてみたいと思います。

日本人専用ワクチン接種プログラム概要

在タイ日本国大使館がタイ保健省及び10の協力病院と連携して、日本人専用の登録・接種機会を提供するプログラムです。

・現在のタイ政府の 基本方針では、40歳以上、7つの基礎疾患保有者、12週 以上の妊婦のみ認められており、タイ保健省の日本人への特別な配慮によって実現しています。

・8月2日からタイ政府の新型コロナワクチン接種計画の下、アストラゼネカのワクチン接種を自己負担無しで開始。

在タイ日本人が多く居住するバンコク、シラチャ、チェンマイで接種が可能です。

・対象年齢は、段階的に引き下げられ、現在はバンコク、シラチャで40歳未満(ただし、18歳以上)、チェンマイでは40歳以上へと拡大しています。

バンコクの各病院に接種方法について

各協力病院によって接種開始日・終了日が異なります。

 

メドパーク病院

9月8日(水)から9月15日(水)まで接種可能

https://medparkhospital.com/page/covid19-vaccine-japanese

 

サミティヴェート病院スクムビット

9月6日(月)から9月30日(木)まで接種可能

登録リンク

https://bit.ly/3xoULOQ

 

セリラック病院、シーナカリン病院

両病院とも9月6日(月)から9月30日(木)まで接種可能

セリラック病院は、日本のパスポート持参で、事前予約なしの接種が可能。

シーナカリン病院は、登録リンクで事前登録または、日本のパスポートを持参で事前予約なしで接種可能。

 

バムルンラード・インターナショナル病院、BNH病院、バンコク病院は、現在、日本人専用接種プログラムの新規登録受付を停止中。

まとめ

9月1日時点で、8,995名の日本人がこのプログラムでアストラゼネカのワクチンを接種しているそうです。

中々収束しないデルタ株の感染拡大ですが、8月後半になってピークを過ぎたとの新型コロナウイルス感染症対策センターの判断で待望の飲食店内での食事が可能となっています。

ワクチン接種も日本人専用プログラムで一気に加速しており、不安を抱いていたバンコクの日本人社会にとってとても明るい方向に向かっているといえるでしょう。

でも油断するとすぐに逆戻りしてしまうのがコロナ。皆様も外出からの帰宅時の消毒など十分お気をつけください。

スクンビットのスーパーならどこを利用しますか?フジスーパーなど主要スーパーを簡単比較

こんにちは西村不動産です。ロックダウン中のバンコクで、モールなどでの買い物ができず、スーパーの利用頻度が高まっているかと思います。

バンコクでもスクンビットには日本人にとって必要なものが手に入りやすいスーパーがありとても重宝します。また、逆に日本ではあまり馴染みのなかった商品が揃っているスーパーもあり、スクンビット界隈はスーパーがたいへん充実したエリアです。

すでに在住の方にはすっかり生活の一部となっているスーパーですが、コロナ渦でもバンコクで新たに生活される方のために、スクンビットの主なスーパーについて簡単に比較しながらご紹介いたします。

バンコクの日本人向けスーパーといえばフジスーパー

バンコクに暮らす日本人にとってなくてはならない存在のスーパーといえばフジスーパーです。タイでは中々手に入りにくい日本の食材や生活必需品などが普通に購入できます。

お刺身やお漬物、インスタント食品、そして単身者にはうれしいお惣菜やお弁当などがあります。また、日本のお酒も多く取り扱っており、お気に入りの銘柄も見つけることができそうです。

店舗は4店舗

フジスーパーはスクンビットに4店舗あります。特に利用しやすいのは日本人居住区にある1号店と4号店でしょう。

<フジスーパー1号店>

BTSプロンポン駅から歩いてすぐのスクンビットソイ33/1にあります。最も知られている店舗で、常に日本人客でいっぱいです。

・マップ

<フジスーパー4号店>

日本人が最も多く住むエリアの一つスクンビットソイ49にあります。近辺には日本人向けの物件が多いため、とても買い物しやすいロケーションといえます。

・マップ

ドンドンドンキ

日本のディスカウントストアのドンキホーテがタイに進出しています。コスメやパーティーグッズはもちろんですが、日本人に重宝しているのが日本食材のコーナーです。

特にインスタント食品、お菓子、お酒などが充実しており、お弁当なども他のスーパーとは違う品揃えとなっています。フジスーパー一択だった日本食材に強力な選択肢が増えました。

<エカマイ 1号店>

エカマイのエカマイソイ5に入ってすぐ。トンロー側からはトンローソイ10(エカマイソイ5と同じ)です。

・マップ

<ザ マーケット 2号店>

2号店がチットロムのセントラルワールドすぐそばにあるザ マーケットにできました。

・マップ

輸入食材が豊富なヴィラマーケット

フジスーパーが日本食材ならヴィラマーケットは輸入食材が豊富なスーパーとして有名です。欧米人が多いバンコクらしく、欧米ブランドが充実。日本ではあまりお目にかからなかった商品は新鮮に感じるでしょう。Jアベニューにある店舗では特にたくさんの種類のワインを取り扱っています。

店舗はプロンポンのスクンビット通り沿い、スクンビットソイ55、スクンビットソイ49など複数店舗にあります。

品質重視ならグルメマーケット

プロンポンのショッピングモールのエンポリアム、エムクオーティエ、そしてアソークのTerminal 21などにあります。

品質が良く、基本的に高級路線のスーパーですが、中にはお買い得品などもあります。エンポリアム店は特に商品の種類が豊富です。

マックスバリュ

イオングループのマックスバリュは日本食材を置いています。ややローカライズされた日本食のお弁当やお惣菜などもあり便利です。

店舗はアソークやエカマイ、プラカノン、オンヌットなどにあります。

ほどよくリーズナブル?トップスマーケット

タイ全土に展開しており、ロビンソンデパートの地下には大抵あるスーパーで、果物やチーズ、お酒など新鮮で他の高級スーパーに比べるとお値段がややリーズナブルな商品もあります。

アソークのロビンソンデパート地下の店舗には日本のインスタント食品などもあります。

大型スーパーならこの2つ

この他、タイの大型スーパーもたいへん便利です。特にビッグC、テスコロータスの2店舗はスクンビットソイ26とラマ4世通りの交差点付近に大型店舗があります。

まとめ

基本的には住居に近いスーパーを利用されるかと思いますが、フジスーパーに関しては日本食材を常に必要とするご家庭には必須のスーパーといえます。

西村不動産では生活に便利なロケーションも含めて物件ご紹介しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

6月28日よりコロナ第3波感染拡大防止のため制限強化となったバンコク

こんにちは西村不動産です。早いものでもう一年の半分が過ぎてしまいました。コロナ一色の毎日ですが、お天気は雨季とは思えない快晴が続いています。

6月28日から規制が実施されたバンコクです。また飲食店内での飲食禁止となっています。今回の制限の主な強化項目や現状について触れてみたいと思います。

なかなか収束しないコロナ第3波

もう長く続いているコロナ第3波。第2波が比較的スムーズに収束したので、今回もそう長くはないだろうという雰囲気が全体的にあったような気がしますが、新規感染者数の増加が続いております。

原因の一つに、建設現場でのクラスターが頻発したことがあり、今回の制限では厳しく制限されています。

バンコク都告示第34号(規制措置の強化)について

今回の規制は6月28日から7月27日までの1ヶ月です。おそらく15日ごとの評価と規制緩和検討はされていくものと思われます。

対象エリアは、バンコクと、ナコンパトム、ノンタブリ、パトゥムタニ、サムットプラカン、サムットサコンの1都5県です。

・都内の工事現場および移民労働者の宿泊施設などの閉鎖。

・飲食店の店内飲食を禁ずる。レストラン、ショッピングモールなどの内部の飲食店、路上の飲食店、移動販売、歩き売り、市場、定期市、水上市場、これらの類似施設を含め、持ち帰りの飲食物の販売のみ認める。

・百貨店、ショッピングセンターの営業は午後9時まで。その内部の劇場、映画館、ウォーターパークの営業禁止。休憩場所における物理的距離を拡大する。

・ホテル、展示会場、会議センター等の営業は認めるが、会議、セミナー、宴会の実施は禁止。

・当局が許可、または当局主催の行事や活動を除き、20人以上の活動を禁ずる。

今回の発令事前に実施が決まっていた式典等を除き、宴会等の活動の自粛要請。

違反者に対しては、罰金や禁固刑などが科せられる。

現在利用できるサービス業や施設

6月14日に規制緩和が行われての今回の強化措置ですが、飲食店のように再び店内飲食が禁止になる業種もあれば、無事サービスを受けられるものもあります。

マッサージは現在フットマッサージのみ営業OKです。また、公園も閉鎖になっていません。

これらが利用できるのは、制限が強化された生活でもかなり潤いを与えてくれるものとなっているといえるでしょう。

テイクアウトのみで開いている飲食フロア

Terminal 21の飲食フロアです。前回の店内飲食禁止のときと同様にテイクアウトのみでお店は開いています。歩いている人はほとんどデリバリースタッフくらいですが、店先でも買うことができるのはありがたいことです。

前回の店内飲食禁止のときは閉鎖されていたアソークのTerminal 21フードコートは、今回は今のところテイクアウトできるようです。

安く食べられるフードコートのメニューはとても重宝しますね。

まとめ

今回の制限強化は1ヶ月と長い期間が発表されています。中々収束できない第3波ですが、乗り切っていくしかありません。

コロナ第3波の影響で、自宅にいる時間が増えているのではないかと思います。この機会に、より快適な環境を求めてお引越しを検討されている方もいらっしゃることでしょう。

西村不動産では物件の良いところだけでなく、欠点についても情報提供し、納得できる入居をサポートさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。

6月のコロナ規制情報とワクチン接種などの全体の動き

こんにちは西村不動産です。早いものでもう6月、一年が半分終わろうとしています。

バンコクは雨季に入っており、いつものごとく、雨季入り始めは豪雨による冠水などもありましたが、ここ数日は落ち着いて気温は高いのですが、青空が広がり快晴となっています。

そんなバンコクは現在、第3波の収束が遅れており、もどかしい日々が続いております。

本来なら6月1日から規制緩和を、という流れが期待されておりましたが、規制緩和取り下げなどありつつ、状況は5月後半と同じになっております。

ここ最近のコロナ関連の動きについてまとめてみたいと思います。

6月1日バンコクのコロナ感染者数

本日6月1日のタイの感染者数は、2,230人。濃赤ゾーンのバンコクの感染者数は864人でした。

日本でも取り上げられた刑務所で発生した大規模なクラスターは収束に苦労していますが、本日の陽性者は77人でしたので、状況は良くなっているように思えます。

また、先日サムットプラーカーン県の工場勤務をしている人たちが住む集合住宅でクラスターが発生するなどありました。

飲食店の状況

規制期間中に一番苦労するのが飲食店関連ですが、すでに先月から店内飲食は21時までの営業が許可されています。

ただ、酒類の提供は禁止です。

デリバリーやテイクアウトのみでは外出の必要があるときには不便ですし、出勤されている人にとっては特に昼食でフードコートが利用できるのは助かりますね。ただ、まだ座席数が規制されており、みんなで食事に、という雰囲気ではないですが、今後緩和され、お酒もOKになれば、もっと町に活気ででてくることでしょう。

バンコクの規制緩和発表後すぐに取り下げられる

5月31日にバンコク都から、6月1日よりマッサージや公園の利用がOKという規制緩和の発表がありましたが、すぐに管理局のCCSAから却下され、緩和を取り下げるというドタバタがありました。

規制緩和は各都県の判断になるため、こういったずれが出ますが、さすがに濃赤のバンコクで規制緩和はまだ早いと判断されたようです。

おそらく次回の査定は6月14日くらいかと思われます。

タイ在住外国人のワクチン接種登録が開始

タイに住む外国人のワクチン接種登録が可能になるようです。タイのワクチン接種国家目標として、外国人もこれに含まれるためで、ワクチン集団接種を6月7日から開始という情報がありました。

指定病院は保健省によって決定されるとのことですが、6月に入り、さらに情報が更新されると思われますので、信頼の置ける機関からの発表を待ちましょう。

まとめ

まず2週間毎にある規制緩和が発表からすぐにお預けとなってしまいました。

次のアナウンスは早くとも今月の14日かと思いますが、期待して待ちたいですね。

あと、ワクチン接種については、どこのワクチンなのか、接種はどこで可能かなど、情報の発表について注意しておきましょう。

5月1日から新たなコロナ感染防止対策措置が実施

こんにちは西村不動産です。今タイでは新型コロナウィルスの第三波に見舞われており、5月1日の国内感染者数が1884人、バンコクは最多で739人です。

4月からの規制措置に引き続き、5月1日より追加規制が実施されています。

その内容や第三波の経緯などについてお知らせいたします。

コロナ第三波に見舞われたタイ

先月の4月上旬に日本人の多く住むトンローのクラブでクラスターが発生しました。感染は一気に広まり、バンコクではすでに4月10日よりバー、パブ、カラオケなどの娯楽施設が営業禁止、4月26日から更に映画館、スポーツ施設、マッサージなどが営業禁止となっていました。

非常事態宣言

非常事態宣言は5月末まで延長となっています。

今回の規制措置

・マスクの着用について

居住地外ないし、公共の場では衛生マスクまたは布マスクの着用が義務付けられています。これを破った場合は最高2万バーツの罰金が科せられます。

先日プラユット首相が会議においてマスク着用を怠ったため6000バーツの罰金となって話題になりましたね。

・バンコクはディープレッドゾーン

オレンジゾーンまで下がっていたバンコクですが、今回のゾーニングではバンコクは一番警戒レベルの高いレッドゾーンの更に上のディープレッドゾーンとなってしまいました。

バンコク以外に、チョンブリー、パトゥムタニ、ノンタブリ、サムットプラカン、チェンマイの5県が同じくレッドゾーンとなっています。

・集団活動について

ディープレッドゾーンでの集団活動は、20名以上の活動が禁止されています。

・飲食店や施設などへの措置

最も影響を受けるのが飲食店についての規制措置ですが、ディープレッドゾーンにおいては、飲食店は午後9時までの営業となり、店内飲食が禁止で、テイクアウトまたはデリバリーでの販売のみ認められています。

デパートなどのモールの営業は午後9時まで、コンビニエンスストアなどの営業時間は午前4時から午後11時までです。

スポーツ関係では、屋内の運動施設、ジム、フィットネスの営業が禁止されています。

・移動について

外出を控え、エリア間の移動は取りやめ、域内に留まり、不要不急の外出は避けるよう要請されています。

国外からの隔離期間は14日に逆戻り

4月に国外からのタイ入国時に義務付けられている隔離の期間が、14日間から10日間に短縮されていましたが、また14日に戻ることになりました。

観光業の再建を目指しているところに第三波で、なかなかうまくいかないですね。

まとめ

今のところロックダウンのような最も強い規制には踏み切っていません。ただまた飲食店内での食事ができないため不便と強いられています。

ここはじっと我慢のときですが、なんとか早く抑え込みがうまくいくことよう望まれます。

4月のソンクラン、コロナ関連ニュースと、隔離なし入国を一部地域で7月から導入承認などについて

こんにちは西村不動産です。4月に入り夏真っ盛りのバンコクです。そして4月といえばソンクラン!昨年は新型コロナウィルスの感染防止によりお祭りは中止でしたが、残念ながら今年も水掛け祭りは禁止となっています。

また、7月よりプーケットにおいて、ワクチン接種済みの外国人の隔離なし入国導入承認となったニュースがありました。

そんな4月の様々なニュースについて触れてみたいと思います。

2021年のソンクランについて

今年のソンクランの水掛け祭り、およびコンサートなどのイベントは禁止となりました。発表前は条件を設けて開催OKなのでは、という憶測が飛び交いましたが、やはりコロナ第二波がやっと収まった状態ですし、大勢が密集する状態を避けるのは致し方ないでしょう。

ただし、ソンクラン本来の仏像に水を掛けるなどの伝統的な行事については許可されています。

非常事態宣言

3月末から5月末まで延長が決定。

隔離期間を10日に短縮

4月1日からタイ入国時の隔離期間を14日から10日に短縮となりました。ただし、変異株のあるアフリカの、南アフリカ、ジンバブエ、モザンビーク、ボツワナ、ザンビア、ケニア、ルワンダ、カメルーン、コンゴ、ガーナ、タンザニアからの入国は、これまで通り14日間の隔離が必要です。

7月からプーケットにおいて外国人の隔離無し入国を承認

新型コロナウィルスによって大きなダメージを受けているタイの観光業界ですが、長らく今の鎖国状態からの脱却が求められてきました。

そしてついにワクチン接種済みを条件に、7月からプーケットにおいて隔離無し入国の導入が内閣で承認されました。やはりワクチンの接種開始が開国への大きなステップアップとなりましたね。

まず、4月からプーケット以外にも、クラビ、パタヤ、チェンマイ、サムイ、バンガーなどがワクチン接種済み外国人観光客の隔離期間7日に短縮するための準備が進められています。

そして、7月よりプーケットにおいてワクチン接種済み外国人は隔離無しとなります。

さらに、10月以降は上記のクラビ、パタヤ、チェンマイなどのエリアでも隔離撤廃の見通しです。

ただし、どの国について隔離撤廃なのかなど具体的な情報はまだのようです。いずれにしても感染低リスクの国となるでしょう。

ついに始まる外国人観光客受入れ

観光立国タイがついに開国に向けて具体的な政策を承認しました。しかしまだ承認されただけです。そして受け入れ側であるプーケットでは集団免疫を全体の7割以上が獲得する必要があるため、実際隔離撤廃がいつからスタートなのかまだ不明な部分が大きいかと思います。

しかし、コロナでタイに来たくても来れなかった観光客にはこの上ない朗報ではあります。

そして、今年の水掛けはまた見送りですが、伝統的なソンクランの行事を見ることができるのは新鮮かもしれませんね。

 

 

ついにタイでワクチンの接種開始!バンコクはオレンジゾーンになり規制緩和となっています

写真:タイ保健省

こんにちは西村不動産です。コロナ対策で待たれていたワクチンの接種がついにタイで開始されました。

また、コロナ第二波で警戒レベルがレッドゾーン指定されていたバンコクですが、2月の終わりに警戒レベルが下げられ、オレンジゾーンとなり、ほぼ通常に近い状況になっています。

これらの新しい動きについて触れてみたいと思います。

非常事態宣言は3月末まで

ほぼ毎回延長されている非常事態宣言ですが、やはり今回も3月末までの延長が発表されています。

現在のバンコクの警戒レベルはオレンジゾーン

コロナ第二波の規制緩和が2月の後半にあり、バンコクの警戒レベルが下がってレッドゾーンからオレンジゾーンになりました。

このため、飲食店でのお酒の提供が可能となり、営業禁止だったバー、パブ、カラオケなどナイトライフ系のサービス業が営業可能となっています。ただし営業時間は午後11時までです。

おおむね規制緩和が開始されると、2週間ごとに見直しが行われるので、次回は営業時間の延長や、ダンスの許可などが盛り込まれていくのではないしょうか。

ワクチンの到着

写真:タイ首相府

中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナウイルスワクチン20万回分が第一弾として2月24日タイに到着しました。

スワンナプーム空港には、プラユット首相らが出迎え、初めて入手したワクチン到着を歓迎しました。

また、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学の共同開発による新型コロナウイルスワクチン11万7600回分も到着しています。

ワクチン接種開始

写真:タイ首相府

タイ保健省においてタイ初の新型コロナウィルスワクチンの接種が開始されました。一人目となったのは、アヌティン副首相兼保健相で、シノバック・バイオテック製のワクチンを接種しました。

写真:タイ保健省

そして、3月1日には、バンコクに近いパトゥムタニ県、パタヤのあるタイ東部チョンブリ県などで、シノバック・バイオテック製のワクチン接種が開始されました。

まずは、新型コロナ対策にあたる医療関係者、行政官などが対象となっています。

まとめ

ついに始まったワクチンの接種。タイ経済を支える観光業の復活には欠かせないワクチンです。このワクチンをめぐって、観光地では安全性をアピールするため、より多くのワクチン接種を観光業従事者に施すよう希望が出ています。

今後の日本からのタイ入国規制緩和にも期待できるワクチンの接種開始。日系企業の駐在員赴任もさらにスムーズになることが期待されますね。

2021年2月1日のバンコク規制緩和について

こんにちは西村不動産です。新型コロナウィルスの第二波に見舞われたタイですが、1月の準ロックダウンによって徐々に感染者は減少傾向にあります。

すでに1月22日に規制緩和がありましたが、2月に入って早々に警戒レベルの見直しと緩和がありました。

1月22日、そして2月1日から実施となった規制緩和を中心に触れてみたいと思います。

1月22日からの規制緩和

先月の1月に準ロックダウンの効果が現れ、1月22日にレッドゾーンのバンコクでは規制緩和が実施されました。以下、主な内容です。

ゲームセンター、ボードゲーム場、インターネットカフェ

高齢者介護施設

格闘技トレーニングジム、練習場

ボクシング競技場(競馬場等は含まない)

宴会場などの施設

美容増進施設、タトゥーショップ

フィットネス・運動場

健康増進施設、スパ、マッサージ施設

ボーリング場、スケート・ローラーブレード場などの遊戯場

ダンスホール

2月1日からの規制緩和

1月の規制緩和からさらに追加の緩和措置が取られています。

飲食店は21時までの営業が認められていました。しかし飲食業界は営業時間の短さから打撃を受けていることを訴えていましたが、1日からは、営業時間が23時まで延長可能となりました。

23時以降の時間はテイクアウトのみ可となっています。店内での酒類の販売は依然として禁止です。

その他では、学校、ゴルフ場、ペット関連、市場などが追加されています。

あと、今回の規制緩和でもまだ営業再開が認められていないのが、託児所、育児施設、そしてバー、パブ、カラオケなどの飲酒に関するお店や歓楽施設などとなっています。

各都県の警戒レベルについて

2月1日からは、タイ全土での警戒レベルの更新が行われています。警戒レベルは新規感染者数によって評価されます。

バンコクはここ最近10人くらいの日もありますが、本日2月2日は29人の感染者が確認されるなど減少傾向にありながら安定しておらず、レッドゾーンのままとなっています。

他の地域では、第二波の発信源であるサムットサコーン県は、本日も787人の感染者が確認され、依然として最高度厳格管理地域の濃いレッドゾーンのままです。

また、クラスターの起こったパタヤのあるチョンブリー県は連日新規感染者数0人が続き、一気にオレンジゾーンと警戒レベルが下がり、昨日より多くのカテゴリーの業種が営業再開となっています。

まとめ

今回の規制緩和では、飲食店の営業時間延長が進展といえるでしょうか。日々感染者数が上下するバンコクですが、一日も早く10人以下が安定して、まずはオレンジゾーンとなってほしいものです。

以上バンコクのコロナ関連近況でした。

2021年波乱の幕開けですが、本年も西村不動産をよろしくお願いいたします!

あけましておめでとうございます!西村不動産です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年のスタートからバンコクでは、新型コロナウィルスの感染拡大によって1月5日時点で新規感染者数が527人で、移民を除く国内感染者は82人となっており、規制措置が実施されております。

新年早々またもコロナのニュースですが、現在のバンコクの状況を整理しておきましょう。

昨年12月のサムットサーコーン県のクラスター

今回の規制措置に至った背景には、昨年12月に発生したタイ西部のサムットサーコーン県のクラスターで、エビ市場などで働くミャンマー人の不法就労者がコロナに集団感染していたことが発覚。一気に感染が県内に広がり、バンコクにも影響が出たことでした。

パタヤがあるチョンブリー県では、ラヨン県などでもクラスターがあり、これは不正賭博場で感染拡大したものと見られています。

また、日本人の多いシラチャでもクラスターが発生。日本人街のスナックで起こり、現在感染者が増加しています。

各県の警戒レベルに応じて色分け

タイの各県について、感染者数の多さに応じて警戒レベルが色によってわけられています。バンコクの警戒レベルは最大のレッドゾーンに指定されており、サムットサコーン県や、チョンブリー県など5県はさらに上の最上警戒レベルに指定されました。

1月4日より実施されている措置

まず非常事態宣言は引き続き2月末まで延長となります。

そして規制措置については、すでに年末から娯楽歓楽施設やタイ古式マッサージなどが営業禁止となっていましたが、1月4日よりレッドゾーン28県に以下の規制措置が実施されています。

主な項目は以下となります。

学校など教育機関の休校

バー、パブ、カラオケなどのナイトスポット、娯楽施設の営業禁止

感染リスクを伴う大人数の集会の規制

在宅ワークの推奨

都県をまたいだ移動の自粛

飲食店での午後9時から朝6時までの店内飲食禁止

飲食店内での酒類提供禁止

予断を許さない状況ではございますが

前回のロックダウンに比べますと、モールは営業しており、飲食も店内飲食が時間制限はありつつも、可能であることから、生活する上ではまだ極度な不便はありませんが、この規制でうまく抑え込むことができない場合は、さらなる追加規制が検討されています。

そうなりますと、おそらく県間移動の禁止に夜間外出禁止令が発令されることとなりそうです。

とにかく不要不急の外出を避け、2月にはまた平常の生活に戻ることができますよう、皆様もくれぐれもお気をつけください。

このようにコロナの規制からのスタートになったバンコクではございますが、皆様のお部屋探しからアフターフォローまで全力サポートさせていただきますので、どうぞ本年も西村不動産をよろしくお願いいたします。