2021年波乱の幕開けですが、本年も西村不動産をよろしくお願いいたします!

あけましておめでとうございます!西村不動産です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年のスタートからバンコクでは、新型コロナウィルスの感染拡大によって1月5日時点で新規感染者数が527人で、移民を除く国内感染者は82人となっており、規制措置が実施されております。

新年早々またもコロナのニュースですが、現在のバンコクの状況を整理しておきましょう。

昨年12月のサムットサーコーン県のクラスター

今回の規制措置に至った背景には、昨年12月に発生したタイ西部のサムットサーコーン県のクラスターで、エビ市場などで働くミャンマー人の不法就労者がコロナに集団感染していたことが発覚。一気に感染が県内に広がり、バンコクにも影響が出たことでした。

パタヤがあるチョンブリー県では、ラヨン県などでもクラスターがあり、これは不正賭博場で感染拡大したものと見られています。

また、日本人の多いシラチャでもクラスターが発生。日本人街のスナックで起こり、現在感染者が増加しています。

各県の警戒レベルに応じて色分け

タイの各県について、感染者数の多さに応じて警戒レベルが色によってわけられています。バンコクの警戒レベルは最大のレッドゾーンに指定されており、サムットサコーン県や、チョンブリー県など5県はさらに上の最上警戒レベルに指定されました。

1月4日より実施されている措置

まず非常事態宣言は引き続き2月末まで延長となります。

そして規制措置については、すでに年末から娯楽歓楽施設やタイ古式マッサージなどが営業禁止となっていましたが、1月4日よりレッドゾーン28県に以下の規制措置が実施されています。

主な項目は以下となります。

学校など教育機関の休校

バー、パブ、カラオケなどのナイトスポット、娯楽施設の営業禁止

感染リスクを伴う大人数の集会の規制

在宅ワークの推奨

都県をまたいだ移動の自粛

飲食店での午後9時から朝6時までの店内飲食禁止

飲食店内での酒類提供禁止

予断を許さない状況ではございますが

前回のロックダウンに比べますと、モールは営業しており、飲食も店内飲食が時間制限はありつつも、可能であることから、生活する上ではまだ極度な不便はありませんが、この規制でうまく抑え込むことができない場合は、さらなる追加規制が検討されています。

そうなりますと、おそらく県間移動の禁止に夜間外出禁止令が発令されることとなりそうです。

とにかく不要不急の外出を避け、2月にはまた平常の生活に戻ることができますよう、皆様もくれぐれもお気をつけください。

このようにコロナの規制からのスタートになったバンコクではございますが、皆様のお部屋探しからアフターフォローまで全力サポートさせていただきますので、どうぞ本年も西村不動産をよろしくお願いいたします。

 

2020年のバンコク〜新型コロナウィルスとタイの動きを振り返って

こんにちは西村不動産です。早いもので2020年もあとあとわずかですね。今年は新型コロナウィルスによってまったく世界が変わってしまった年でした。

バンコクロックダウンもあった今年の新型コロナウィルスに関する出来事を振り返ってみたいと思います。

2月

この頃はまだ海外からの入国者もありましたが、検疫が強化されはじめ、新型コロナウィルスに対する脅威を認識しはじめました。タイ保健省は新型コロナ感染拡大対策として、日本、シンガポールからの入国者に対して空港でスクリーニングを行うようになりました。

3月

3月ついにバンコクのロックダウンとなります。バンコク都知事は,3月22日〜4月12日まで新型コロナウイルス感染拡大防止対策として,バンコクで人が集まる施設の閉鎖を、そして3月23日からは,タイ国内全ての陸上国境(17県内18カ所)を原則閉鎖する旨を発表。

これによって今までの生活が一気に変わってしまいました。お店はスーパーやコンビニなど最低限のジャンルしか開いておらず、飲食店もテイクアウトのみで、町は人がほとんど歩いていない異様な状況になったのが3月のロックダウンからでした。

また、クーデター以来となる非常事態宣言も発令されました。

4月

4月になるとタイ政府は更に感染拡大を警戒し、夜間外出禁止令を発令。これによって、午後10時から翌朝午前4時までは一切外出できなくなり、コンビニなども営業時間を制限されるなどとても不便な生活を強いられました。

5月

タイ国内の新型コロナウィルス感染者が減少したため、規制緩和が4つの段階に分けて実施されることになりました。

非常事態宣言と夜間外出禁止措置は解除されていませんでしたが、これはとても明るいニュースで、元の生活に戻るためのフェーズが始まりです。

5月中旬の第2フェーズではモールが営業再開となって久しぶりにたくさんの人々が町に出かけました。

6月

規制緩和の第3フェーズによって、夜間外出が23:00から翌3:00に短縮。そしてタイといえば古式マッサージのタイ古式マッサージの営業再開が認められました。

7月

日系企業にとっては待ちに待った外国人の入国規制緩和措置が実施。中々スタートできなかった進出や、赴任、帰任もやっと行うことができた企業も多かったことでしょう。

また、この月より学校は新学期がスタートしました。

まとめ

現在バンコクはほぼ平常に戻っています。しかし、閉店したお店なども多く、まだ人々の出足は少ないといえます。

来年はワクチンなどの動きも出てきそうですし、アフターコロナに向けての一年になることでしょう。一日も早く賑やかなタイに戻ってほしいですね。

西村不動産はまだ続くコロナ渦中でも皆様をサポートしてまいります!また来年もどうぞよろしくお願いいたします!

11月のバンコクについて〜乾季へ突入と新型コロナ情報など

こんにちは西村不動産です。早いものでもう11月ですね、バンコクは乾季に入り晴天の日が多くなってきております。あと、新型コロナ情報では、日本側に感染症危険情報のレベル引き下げという変化がありました。

そんな11月のバンコク近況についてお知らせしたいと思います。

旅行に最適のハイシーズン!乾季に入ったタイ

タイには3つのシーズンがあり、4月〜5月が最も暑い、いわゆる真夏の暑気、6月から10月までの長い期間が雨季、そして現在の11月から3月までが乾季です。

この乾季はほとんど雨が降らなくなり、比較的気温も低めであり、ハイシーズンといわれる旅行などの行楽にはもってこいのシーズンです。

タイ国内では現在一日の新型コロナ感染者数がほぼ0の報告であるため、飛行機の国内線の状況はわりと活気を取り戻し、各空港国内線は封鎖時期のようなガラガラの状態から変化してきているようです。

ビーチも空気が乾燥して天気も良いため、バンコクから気軽に行けるパタヤやサメット島などは、週末の小旅行にはぴったりですね。

新型コロナ対応状況

非常事態宣言延長

毎月延長が報じられている非常事態宣言ですが、今回も延長され、11月末までとなりました。感染者数が減った今、解除の方向ではあると思いますが今回も延長です。デモなどの禁止は含まれていないため、バンコクでは反政府の政治集会が頻繁に行われています。

タイへの入国ついて

先月から実施となった特別観光ビザで、10月下旬に中国からの観光客がタイに入国を果たしました。対象国は感染リスクの低い国で、今後も対象国は拡大していくものと見られています。

現在もタイは一般観光客の入国が認められていないため、この動きで落ち込んだタイ経済を立て直す助けとなるよう期待されています。

ビジネスでの入国に関しては変わらず、ビザや保険、隔離期間の厳守など規定条件を満たしていれば入国可能です。

日本の水際対策の感染症危険情報

日本側の水際対策に10月30日変化がありました。日本の外務省の発表で、タイの感染症危険情報をレベル3からレベル2に引き下げ、入国拒否対象地域からの指定を解除しました。

その他の解除対象国は以下です。

韓国、シンガポール、台湾、中国(香港、マカオ含む)、ブルネイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランド

まとめ

ついにバンコクはハイシーズン到来。今からは晴天が多く気温も低めの過ごしやすいシーズンです。是非旅行の計画など立てたいですね。

タイ政府の10月のビザ関係の措置について

こんにちは、西村不動産です。コロナ渦中対策のタイ政府の動きが9月の後半にあり、短期ビザで滞在している外国人に対するビザの自動延長の措置が実施されました。

また、壊滅的な打撃を被っているタイ観光業への救済措置として導入された特別観光ビザについてふれてみたいと思います。

非常事態宣言は10月31日まで延長

長きに渡り延長が繰り返されている非常事態宣言ですが、前回の決定では9月30日までとされていたところを、9月28日のタイ政府の決議によって、10月31日までとなりました。

多くの措置を強制的に行うことができる非常事態宣言ですが、夜間外出禁止令やイベントの禁止などほとんどの禁止措置は解除されています。

短期ビザで滞在中の外国人についてビザが更に自動延長

新型コロナ感染拡大防止対策として、タイへの飛行機の乗り入れが禁止され、多くの外国人がタイから母国へ帰国することができない状態にあり、タイ政府はこうした外国人のために、あらゆる短期ビザで滞在している外国人にビザの自動延長を7月より繰り返してきました。

前回の決定では9月26日が自動延長のリミットでしたが、9月28日のタイ政府の決議により、更に1ヶ月延長されることが決まり、短期ビザで滞在の外国人は10月31日までビザが自動延長されることとなりました。

これには外国人観光客が来ることができず経済が疲弊している中で、滞在中の外国人がタイ経済への収入となっていることが背景にあります。

特別観光ビザ

長期滞在をする外国人誘致に向けて、特別観光ビザが10月1日より導入となりました。観光客が入国できない現在のタイでは、観光業が大打撃を被っており、タイ経済の再生に向けて以前より特別観光ビザが検討されてきましたが、今月より導入が決定となりました。

感染リスクの低い国が対象となっており、まずは中国の広州からプーケットへの入国が決まった模様です。入国時にはホテルなどの施設で14日間の隔離を受けることになります。

まとめ

今回の措置はタイ経済の復興を模索するかたちでした。ビザの自動延長も滞在中の外国人の消費が助けになっているという判断があったためで、更なる自動延長が続くかもしれません。

特別観光ビザは徐々に感染リスクの低い国が追加されてくることでしょう。

現在ビジネス目的の労働ビザ保持者は規制無く入国できるようになっています。西村不動産では、タイで暮らす方々のお住まいをサポートしておりますので、隔離期間と入居についてなど、不動産に関することならお気軽にお問い合わせください。

バンコクの日本人御用達「フジスーパー」各店舗があるのはどんなエリア?

バンコク在住の日本人にとって、無くてはならない存在の一つにフジスーパーがあげられます。日本の食材や生活用品などが豊富に揃っており、これだけは日本製でないとダメというものも、フジスーパーなら大抵のものが手に入ります。

在住者には当たり前の情報ではありますが、バンコクの赴任が予定されている方のために、フジスーパーの各店舗があるのはどんなエリアかご紹介いたします。

フジスーパーについて

1985年12月にタイ初の日系スーパーマーケットとして1号店をオープンしたUFM FUJI SUPERは、タイのMETRO GROUPと富士シティオ株式会社の合弁SM事業会社です。

その後、2010年までに3店舗オープンし、現在4号店運営しています。

日本の食材や、お酒、インスタント食品、お弁当にお惣菜、生活用品などが揃っており、海外生活でも日本にいたときのように必需品が買える日本人にとって無くてはならないスーパーです。

フジスーパーがあるエリア

フジスーパー1号店

1号店はプロンポンの日本人街スクンビットソイ33/1にあります。BTSプロンポン駅から歩いて5分ほどの、日本語の看板がたくさんある通りにあり、最も知られている店舗であるため、連日多くの日本人の来店客で賑わっています。

<フジスーパー1号店に近い賃貸物件>

エム タワー M Tower

フジスーパー1号店まで徒歩0分の好立地アパートメントです。

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フジスーパー2号店

2号店があるのは、センセープ運河が近いスクンビットソイ39の奥です。店舗は敷地面積が広く、離れたエリアに住んでいる方でもこちらの店舗に来られる方もいらっしゃることでしょう。

センセープ運河を越えるとペチャブリー通りがあり、西はプラチナム方面へと繋がっています。

<フジスーパー2号店に近い賃貸物件>

シティー リゾート 39 ニューウィング Citi Resort 39 New Wing

フジスーパー2号店が入居している安心物件。

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フジスーパー3号店

3号店はプロンポンのスクンビットソイ39と、トンローのスクンビットソイ49を結ぶソイプロムシーにあります。店舗としては大きくありませんが、プロンポンとトンローのどちらからもアクセスが良いので便利です。

<フジスーパー3号店に近い賃貸物件>

パーク スクンビット 39 Parc Sukhumvit 39

お部屋バリエーションも豊富なサービスアパート。

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フジスーパー4号店

4号店はサミティベート病院があるスクンビットソイ49にあります。バンコク在住日本人にとってはよく知られている通りで、途中で繋がっているトンローソイ13には日本村があり、日本食のお店が多いエリアです。

<フジスーパー4号店に近い賃貸物件>

シティー リゾート 49 Citi Resort 49

1階にフジスーパー4号店が入居しています。近くには輸入食材が豊富なヴィラマーケットや、サミティベート病院がある便利な立地です。

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まとめ

いかがでしょう。フジスーパーのある場所は日本人が多く住む大抵便利なエリアにあるので、お部屋探しの際、意識しておくのも良いですね。

西村不動産では様々な条件のリクエストにマッチする物件をご案内させていただいておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。

新築賃貸の建設が活発なトンロー駅近のスクンビットソイ57、59

こんにちは西村不動産です。バンコクのお部屋探しで、まず候補としてあがるエリアといえば日本人居住区のトンローですね。日本人向けの物件が比較的トンローソイ13からトンロー奥に集中していますが、ここ近年新築の賃貸が建設されているBTSトンロー駅に近いスクンビットソイ57、59が要チェックです。

この2つのソイについて、すでに弊社でもご紹介している物件とあわせてご案内いたします。

BTSトンロー駅からのスカイウォークが完成

BTSトンロー駅の東側にはスカイウォークが出来ています。このスカイウォークを使って少々渡るのに時間がかかるスクンビットソイ55を行き来できて便利です。スカイウォークが出来たことで、駅東側の物件からの駅へのアクセスがとても便利になりました。

スクンビットソイ57の様子

スカイウォークを奇数側に降りるとすぐにスクンビットソイ57の入り口があります。道幅も広く、車もそれほど多くないので、意外に静かな感じのする通りです。

スクンビット大通り側を見ると近代的な建物が見える都会的な景色となっています。

日本食のお店がありますので、物件が近いと便利ですね。

通りの両脇にはまさに建設ラッシュといった感じでフォローにかかった物件が立ち並んでいます。この段階までくるとオープンまでは比較的早いので、さらにこのソイは景観が賑やかになってくることでしょう。

ラヴィク スクンビット 57 LAVIQ Sukhumvit 57

ラヴィク スクンビット 57は、2020年にオープンしたばかりの33階ある高層コンドミニアムです。モダンお部屋と、イタリアンブランドFENDIが採用されたファシリティは、ラグジュアリーなバンコクの都会暮らしを実感できます。

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スクンビットソイ59の様子

スクンビットソイ57の東隣の通りがスクンビットソイ59です。こちらも通りに入ると建設中の物件が見えます。スクンビットソイ57と同じく、通りは割と広めで、交通量も少ないので落ち着いています。

このソイは突き当りから更に奥にのびる道があります。モダンなサービスアパートメントでファシリティも充実したエーピースイート スクンビット 59が見えています。

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ジャスミン エクスクルーシブ ホテル 59 Jasmine Exclusive Hotel 59

2018年にオープンしたジャスミン エクスクルーシブ ホテル 59は、アソークやプラカノンにあるジャスミンでお馴染みの、ホテルタイプのサービスアパートメントです。

白を基調にした内装と、部屋を明るく見せるフローリングのお部屋は、日本人の好みにあうシンプルでスタイリッシュな空間となっています。

その他ファシリティもプールにサウナ、そして朝食ビュッフェなど充実しています。

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いかがでしょう。BTSトンロー駅に近く、やや穴場的に新築ラッシュが続いているスクンビットソイ57と59。コンドミニアム、サービスアパートメントがあるので、好みと利便性で選べます。

西村不動産ではこの他のエリアにもたくさんの優良物件をご紹介しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

7月のタイのコロナ対策規制緩和について

こんにちは西村不動産です。今年も早いものでもう半分過ぎて7月に入りました。

未曾有の混乱を引き起こしているコロナですが、タイでは国内での新規感染者はゼロが続いています。7月からは学校は新学期がスタートし、長らく営業が禁止されていたバー、パブなどが解禁となりました。

そして日本からの駐在員の入国にも影響する外国人の入国規制緩和など、この7月から実施されている内容についてお伝えしたいと思います。

非常事態宣言について

非常事態宣言は前回の6月30日から更に1ヶ月延長の7月31日までとなりました。

これは規制緩和による油断から、第2波を警戒しての措置であるようです。

夜間外出禁止令はすでに解除されていますので、実生活における不便は特に感じられないところではあります。

外国人の入国規制緩和措置

ほとんどシャットダウンしていた外国人の入国が許可されました。まだ観光目的では不可ですが、駐在員のタイ赴任を緩和待ちしていた企業にとっては大きな措置であったといえます。

タイへの入国が認められる外国人は以下のタイプとなります。

・労働許可証の保有者とその配偶者、そして子供

・タイ人と結婚した者、親の一方がタイ人である者

・タイにおいて永住権などの居住許可を取得している者

・医療目的の者とその付添人

・学生と保護者

・ビジネス目的で入国する者、特殊技能を有する者、運送業者

7月1日の規制緩和後のバンコクの様子

学校がついに新学期を迎えました。本来は5月の見通しだったのが随分ずれ込んでしまいました。久しぶりにクラスメートに会えるのはとても嬉しかったのではないでしょうか。いつもは私服姿の子供たちでしたが、この日はしばらくぶりの制服姿が街角で見られました。

学校帰りにゲームセンターに友だちと寄って遊んで帰れるのは、彼らにとって日常が戻ってきたという実感があったことでしょう。

濃厚接触を避けるため、一番遅い営業禁止解除となったのがバーやパブなど夜系のカテゴリーです。本来は第4フェイズに含まれていたはずで、6月中での営業再開が予想されていましたが、このカテゴリーについては、タイ政府は特に慎重で、特に日本で起こった歌舞伎町のクラスターのニュースが更に警戒を強めることになっていました。

夜の歓楽街のネオンはタイらしさの一つであり、賑やかに様子で活気づく街は経済の成長を象徴するかのようですが、7月1日の歓楽街でオープンしたお店は非常に少なく、コロナ渦の爪痕をまざまざと見せつけられるものでした。

今後の進展

まず今月でほぼ全部のカテゴリーが再開となりました。街の様子も歓楽街はまだまだですが、かなり日常を取り戻しつつあるようです。

外国人の受け入れも恐らくビジネスのみから観光客へと移行していくかと思われます。観光客を受け入れるには隔離を免除する必要がありますが、これが今後どのような条件で実施されていくか注目されます。

 

何はともあれ、赴任される方々の入国が緩和されましたので、お部屋探しの際は、バンコクの現状を把握した西村不動産まで是非ご相談ください。

 

コロナ規制緩和第3フェイズ6月1日より実施

こんにちは西村不動産です。早いものでもう6月に入りました。タイは雨季のシーズンを迎えますが、やはり気になるのは新型コロナウィルス防止対策の規制緩和ですね。

今回は第3フェイズが6月1日より実施されており、平常に向けてさらに前進しております。その内容とバンコクの現状についてお伝えいたします。

6月上旬現在のコロナ状況

6月7日時点で、タイ国内での感染は過去13日間確認されておらず、いずれも海外からの帰国者のみで、新規感染者は隔離中となっています。累計の感染者数は3112人で、このうち死者が58人、2972人が治癒して退院となっております。

厳しい規制の甲斐があってかなり収束した状況ではありますが、タイ政府は第2波への警戒を緩めておらず、予想された規制緩和には至らなかったとお考えの方も多かったかもしれませんね。

規制緩和第3フェイズ

6月1日より実施の規制緩和第3フェイズでは主に以下のカテゴリーが解禁となっています。前回はショッピングモールの再開が目玉でしたが、今回はマッサージ業界といえるのではないでしょうか。やはりタイといえば古式マッサージですね、これは待っていた方も多かったことでしょう。

<外出禁止>

23時から翌朝3時までの夜間外出禁止

<県をまたいでの移動>

タイ政府規定の条件下で可能

<緩和される分野>

○学校及び教育機関の施設、職業訓練

○会議、試験、選考(15日を超えない短期研修、もしくは類似の業務のための施設使用)

○商業施設

百貨店,ショッピングモール、コミュニティーモールの営業を21時00分まで延長。

○展覧会(使用面積20,000 m²を超えない活動,21時00分まで実施可能)

○スポーツ・健康増進

・美容医療クリニック,美容増進,タトゥーなどの施設。

・スパ、タイ古式・マッサージ施設(サウナ、薬草サウナ、顔付近の施術は避ける)、フットマッサージ。

・フィットネス(人数制限を実施、サウナ不可)

・ムエタイジム(対戦相手のいないシャドーボクシング、ミット打ちに限り営業可、競争不可、観客なしで行う)

・サッカー、フットサル、バスケットボール、バレーボール(競争不可,選手は含まない活動参加者は10人以内)

・ボーリング場、ローラーブレード場,及び類似の遊戯場(運動または練習目的に限り営業可能)

・ダンス場及びダンス教室

・ジェットスキー、カイトサーフィン、バナナボート型遊具等の水上スポーツ(競争不可、要人数制限)

・映画館や劇場(参加者が200人以内、ジャンル限定あり、音楽コンサートは不可)

・動物園(要参加者の人数制限)

タイへの入国

タイ民間航空局の発表で、タイ国に向けた航空機の飛行を禁止していた措置を一ヶ月延長し、6月30日23時59分までとなっています。このため、政府関係や緊急、医療目的以外ではタイへの入国ができない状態が続いています。

今後の展望

タイ国内の感染者数の増加は抑え込みつつあり、このままいけば7月には規制解除の流れになりそうです。

しかし、外国からの入国については、第2波防止のため一気に規制を緩めることは考えにくく、まだ感染者数の増加が落ち着かない日本からの入国はかなり段階的な措置がとられることが予想されます。

ひとまず今月中旬に実施が検討される第4フェイズによってタイ国内がより平常時に近くなることが期待されます。

5月のタイの新型コロナウィルス対策と規制緩和の状況

こんにちは西村不動産です。非常事態宣言が5月まで延長となったタイですが、一部緩和の動きも見せています。今後タイに来られる駐在の方も、入国についての規制は気になるところですね。

では、2ヶ月目になった非常事態宣言下のバンコクについてお伝えいたします。

5月7日現在のタイ国内の新型コロナウィルス感染状況

累計感染者数 2992人

南部ヤラ県の女性(59歳)、カザフスタンより帰国したばかりの男性2人

(タイ保健省より)

日本でも規制が行われ、様々な影響が出ているようですが、タイではさらに厳しい措置が継続されており、感染者数を見れば圧倒的に封じ込めに向かって改善されているように感じられます。

5月1日から5月31日まで継続される措置及び要請

4月からの非常事態宣言の措置で継続されている要請内容は以下となっています。

・夜間外出禁止令(午後10時から翌朝4時)

・陸路・空路・海路すべての入国地点における入国制限

・検疫(隔離)措置(State Quarantine)

・国際線航空便の制限

・県をまたいだ移動の制限の要請

・少なくとも50パーセント以上の在宅勤務の要請

・人が集まるところへの外出自粛の要請

5月3日から制限が緩和された施設

5月3日から緩和がはじまっています。モールなどに入居の飲食店はまだ営業できませんが、それ以外の飲食店はソーシャルディスタンスをとることで営業許可がでています。また、美容室なども再開しており、ヘアカラーなどの時間のかかるものは不可ですが、カットと洗髪なら可能となっています。

・市場(定期市場、水上市場、ウォーキングストリート、屋台)

・レストラン(一般的な飲食店、飲料、菓子、アイスクリーム店(ショッピングセンター外)、路上の飲食店、移動販売、歩き売り)

・小売店及び卸売店(スーパーマーケット、コンビニ、車による日用品の移動販売、通信販売)

・スポーツ・レクリエーション(公園での活動、テニス・射撃・アーチェリー・サイクリングといった野外の広い場所で行うチーム制ではないスポーツ、ゴルフ場及びゴルフ練習場)

・理髪店・美容室(カット、洗髪、ブローのみ)

・その他(ペットサロン、ペットホテル)

(上記措置項目〜在タイ日本国大使館より)

今後の規制緩和

現在タイでは、感染リスク、経済重要性に基づいて白、緑、黄、赤の4つのフェーズにビジネスを区分しており、赤にあたる映画、ムエタイ、マッサージやカラオケなどがまだ禁止されています。5月に入り、タイ政府は14日ごとに状況を評価し、更に緩和が進んでいくものとみられます。4月は酒類販売禁止が行われるなど厳しい措置がありましたが、5月3日で解除されました。

今後、まずはタイ国内の平常化、そして海外からの渡航者受け入れをいう段階になっていくことになりますが、5月はまだ非常事態宣言下であり、平常化に向けてはいかに新規感染者数をゼロに持っていくかにかかっています。

6月は普通の生活に近づけるよう規制の成果に期待したいところです。

新型コロナウィルス感染拡大による非常事態宣言下のバンコクの近況

こんにちは西村不動産です。新型コロナウィルスの感染が拡大し、タイでは3月26日から暫定4月30日までの期間非常事態宣言が発令されております。

政府による感染拡大防止策として、人の集まるほとんどの施設が営業禁止となっているバンコクの近況などについてまとめてみたいと思います。

 

バンコクの特定施設の閉鎖

先月27日より、バンコク都知事は,新型コロナウィルス感染防止対策として、タイ政府対策本部によるタイ国内における特定施設の閉鎖方針を受け、人の集まる施設の一定期間閉鎖を発令し、現在それが実行されております。

該当施設として、モールや映画館、エンターテインメント関連施設、プール、マッサージ、そしてレストランなどもテイクアウトのできる店舗以外は閉鎖されており、この他も多くの業種が営業禁止となっています。

営業しているのは一部のテイクアウト可能な飲食店やファーストフードと、生活に必要なもの売っているスーパー、コンビニくらいですが、今まで24時間営業だったコンビニは24時から翌5時まで営業禁止となりました。

 

タイ入国規制の主な事項

現在タイでは新型コロナウィルスの水際対策として、タイへの入国に厳しい条件を設定しています。非常事態宣言下でのタイ入国可能条件は、ワークパーミット保有者で再入国許可(Re-entry permit)を取得している、またはスマートビザ保有者となっています。

その他のビザ(BビザやIBビザ等)を保有していても、ワークパーミットを取得していない人は該当しないため、タイに入国することはできません。

なお、同伴家族については、ワークパーミットまたはスマートビザ保有者本人のみを対象としているため、入国ができません。

以上のように、条件を満たしていない人は再入国が難しい状況となっており、また、入国が許可された場合も、航空会社のチケットカウンターにて、出国前72時間以内に発行された健康証明書の提示などができない場合は、搭乗券の発行ができないなどの措置がとられています。

尚、タイ – 日本間の発着便は欠航が多くなっており、実質タイへの行き来が難しい状況となっております。

 

町から人が消えたバンコク

いつもはビジネスマンや観光客で溢れているアソークのBTSアソーク駅も現在は嘘のように人がいません。

Terminal 21も地下のテイクアウト可能なフードフロアのみの営業。

スクンビットの大通りも普段なら渋滞が起こる時間でもこの車通りの無さです。

この閉鎖は今月末までとされていますが、状況によっては更なる延長も考えられます。とにかく今は極力外出を避けて、封じ込めが上手くいくよう我慢するしかありません。皆様もくれぐれも帰宅時は手の消毒を徹底し、健康にお気をつけください。