ドラム式洗濯機の使い方について。タイの物件で戸惑うこのタイプを克服

こんにちは西村不動産です。日本から初めて海外に赴任される方は、日本とタイの違いをいろんな場面で感じることがあるかと思いますが、洗濯機もその一つかもしれません。

縦型タイプの洗濯機が主流といえる日本から、タイでは多くの物件でドラム式洗濯機が設置されており、慣れないタイプに戸惑う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日はそんなドラム式洗濯機の使い方や注意点についてご紹介いたします。

ドラム式洗濯機の特徴

ドラム式洗濯機の特徴をあげてみますと、以下のようになります。

・ドラムをまわすことで、衣類をたたき式で洗う。

・たたき式であるため水を大量に使う必要がなく、節水できる。

・衣類がいたみにくい。

・場所をとらず室内に置いてもすっきりしている。

ドラム式洗濯機の使い方

物件でよく採用されているスウェーデンのメーカーElectrolux(エレクトロラックス)でざっくりですが解説いたします。

洗剤の投入口は左上の引き出しにあります。矢印の部分に洗剤を入れます。ブルーの部分は柔軟剤。MAXの目盛りを越えないように入れましょう。

洗濯物をドラムに入れてドアを閉め、スイッチを入れると設定表示が現れます。

Tempで水温を設定します。(*)マークの水でもいいですが、ドラム式洗濯機は温水を使うことでより効果を発揮します。

Spinで脱水の回転速度を選びます。1200回転が最大で、600回転にするといたみにくく、シャツなどシワがよりにくいなどの利点があります。

Delay Startなど予約開始機能などもあります。

ディスプレイに時間が表示されるのは便利ですね。

ダイヤルで洗濯モードを選びます。通常はMixed(合成、混合)やCotton(白、色物コットン・綿)、また所要時間1時間のDaily60などを指定される方が多いかと思います。

設定が終わったらスタートボタンを押して洗濯開始です。

ドラム式洗濯機使用の注意

ドラム式洗濯機はたたき式であるため、縦型タイプのように大量の水を使用しないため、洗剤を多く入れる必要がありません。

縦型タイプで慣れているとついつい洗剤を多く入れてしまい、洗剤が溶けきれず付着したままになったりしますので、洗剤の量については注意が必要です。適量については、各洗濯機メーカーのホームページなどで解説されているものもありますので参考にすると良いでしょう。

洗剤はスーパーなどで売っているドラム式洗濯機用の洗剤を選びましょう。大抵パッケージに写真があるのでわかりやすいかと思います。

縦型タイプと違って糸くずフィルターが簡単にとれる場所にあるわけではなく、写真のように洗濯機の下の部分にあるフィルターを掃除します。

あまり汚れすぎていると故障の原因にもなりますので、3ヶ月に一回なり定期的チェックして掃除したいですね。

使用後ドアを開けておきましょう。閉じておくと雑菌が湧いてにおいが出ます。

まとめ

簡単でしたが、ドラム式洗濯機について解説いたしました。縦型タイプしか使ったことがなく、ドラム式洗濯機に抵抗を感じていた方も快適にお使いいただけたらと思います。