タイでの携帯電話利用方法

今回はタイでの携帯電話利用方法についてのコラムです。

タイでの携帯電話

街中ではスマートフォンを手にしているタイ人が非常に多くその普及率は凄まじいものがあります。 日本と違いタイでは基本的に携帯電話端末を販売する会社とキャリアが分かれております。機種は日本よりも割高感はありますが、通話料は日本とは比較にならないくらい安くなっています。

端末の購入ですが街中の至る所で販売しています。MBK(マーブンクローン)などでは1つの階が全て携帯電話ゾーンといった感じです。どこのお店でも販売価格はそれほど変わりません。iphoneをご購入の場合はアップルのショップで購入される方が多いです。
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SIMカード

携帯電話を購入された後SIMカードと呼ばれるチップを携帯電話に入れる必要があります。これを入れて初めてサービスを開始する事が出来ます。SIMカードは種類にもよりますが50バーツ程度からあります。タイでは数字の綺麗な番号は高価格で販売されている事もあり、中には100万バーツ以上の番号もあります。SIMカードはセブンイレブンや携帯ショップの店頭で購入出来ます。プリペイドはどなたでもその場で購入出来、残高が無くなればその都度購入して利用する事になります。

ポストペイドの場合は申し込みに際し、現在外国人の場合はパスポートの他に労働許可証も必要となります。

タイの携帯電話キャリア

AIS,TRUE,DTACが有名です。どこのサービスでもそれほど値段に差はありませんがエリアにより電波の状況が変わる場合もあります。iPadなどで3Gサービスをご利用の際はTRUEが評判が良いです。AISは日系企業等法人で多く利用されております。

日本人向けに携帯電話を販売している日系のショップもあります。このようなお店では日本語で説明を受ける事が出来るので初めてタイで携帯電話をご購入される場合には安心かも知れません。その場合タイのショップでの購入より多少金額的には高くなりますが、ご自身でカードの購入、タイ語でプランの説明を受けるといった事を考えればスムーズにタイで携帯電話をご利用出来ると思います。

現在タイでも4Gがスタートしております。ただまだサービスを提供しているエリアが限られている事、料金が3Gに比べて割高感があることから利用しているタイ人は少ない印象です。

タイでは日本と違い携帯電話の契約期間等も無い為、簡単に端末の変更、キャリアの変更が可能となります。この機会に色々な端末をご利用されてみるのも良いかも知れません。

弊社は不動産仲介業者ですがお客様からご質問があれば携帯電話やタイでの生活に関わる事についてお答えさせて頂いております。

 

タイでの就労ビザ取得について

タイで外国人が就労する場合にはBビザという査証が必要になります。ここでは取得までの流れ、必要書類等について説明させて頂きます。

就業目的でタイに入国する際には、第3国(カンボジア、ラオス、マレーシアなど)の大使館、駐日タイ大使館で滞在ノンイミグラントBビザ(Non Immigrant/Business Visa)を取得する必要があります。

その後タイへ入国し労働許可証の取得となります。労働許可証はタイの労働局に出向いて取得となります。場所はディンデーンという日本人にあまりなじみに無い場所になりますのでタイ人スタッフ同行で行かれる方が良いかと思います。
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下記ビザの申請に必要な書類一覧です。

パスポート(有効期限6ヶ月位以上)
ビザ申請書1枚
写真(3.5×4.5cm) 2枚
航空券または航空券予約確認書
英文履歴書
日本の会社からの英文での推薦状、親族からの身元保証書(英文)
タイの会社からの英文インビテーションレター1部
タイ側会社登記簿コピー
申請手数料

注意点

タイ人の雇用を守る為に禁止されている業種もございますので事前に確認をお勧めします。

その他日本人がタイで労働許可を得る為には下記のルールも守る必要があります。

1、外国人1名につき最低200万バーツの資本金が必要

例:日本人2人の場合は400万バーツ

2、外国人1名につき、タイ人従業員を4名雇用する必要がある。

※BOI(タイ投資委員会)の認可を受けている場合はこの限りではございません。
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労働許可証の取得

就職、就労が確定後、ノンイミグランドBビザの取得が完了後、労働許可証の申請に入ります。就業先で人事担当者などが手続きを進めてくれる事が一般的です。タイの会社で日本人を雇用した事が無い場合は信用がおける代行業者さんなどに依頼する事も一つの手であります。労働許可証が発行されてようやくタイで正式に働く事が可能となります。

労働許可証の申請必要書類

パスポート
パスポートコピー(スタンプ等が押してあるページ全て)
写真3枚(5×6)
職歴証明書
英文卒業証明書
健康診断書

※ここから下はタイの会社の方で通常用意してくれます。

会社登記謄本
納税者登記証
申請する者の給与
会計資料
会社案内
会社所在地の地図、組織図、従業員数

労働許可証はノンイミグラントBビザの期限と連動しています。延長手続きはタイ国内で可能となります。日本へご帰国の際はリエントリーパーミットを取得する必要があります。これを取得せずに出国した場合また最初からビザの取得手続きをとる事になりますので大変面倒な事になります。

近年外国人のビザ取得がどんどん厳しくなって来ています。今まで必要なかった書類を要求されたりする事もありますので柔軟に対応して行く必要があります。

 

 

 

タイでの飲料水

タイでは水事情も日本とは大変異なります。特に飲料水は日常生活、健康に大きく関わる問題となります。

タイの水道水はそのままでは飲料水としては適していません。煮物を作ったりご飯を炊いたりなど、料理用としても適していないので、バンコクでの毎日の生活に「飲料水の確保」は欠かすことのできない需要なミッションになります。頻繁に自炊しないご単身の方であれば、コンビニエンスストアーやスーパーでペットボトルの飲料水を購入すれば良いのですが、毎日自炊するご家族の方の場合は浄水を設置したりタンク入りの飲料水を家までデリバリーしてもらったりする必要があります。

1)      ペットボトル

タイで有名なシンハビールを販売している大手「ブンロートブリュワリー」で「シンハドリンキングウォーター」を販売しています。
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その他のメーカーさんからも多くの種類の飲料水が販売されていますので、お好みのものをお選びください。

価格は500mlで約7バーツ、750mlで約9バーツ、1.5ℓで約15バーツ、6ℓで約40バーツほどです。

2)      飲料水のデリバリー

バンコクの日本人ご家庭に最も人気のあるデリバリー業者は「スプリンクル」です。1ガロン(18.9ℓ)のタンクをお部屋の前まで配達してくれます。

 「クラブタイランド」の会員には特別価格で販売されていますので、日本語での詳細は下記「クラブタイランド」のサイトをご参照ください。

http://www.thailandcard.com/?cat=39

ただ、タンクを設置するための給水器(ウォーターサーバー)は「スプリンクル」では販売されていないため、デパートや大型量販店などで別途ご購入いただく必要がございます。給水器は5,000バーツほどから販売されています。
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3)      浄水器レンタル

昨今、日本人ご家庭で最も人気があるのは、キッチンのシンクに設置する「浄水器」タイプです。重いタンクを持ち運ぶのがしんどい方にもおすすめです。バンコクには多くの業者さんがございますが、フィルターなどのメンテナンスもしっかりと行い、退去時に原状回復費(補修費)の発生しない方法で取り付けてくれる業者さんをお選びください。
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下記サイトの「CK メディカル」には日本人のご担当者もいらっしゃるので、初めての浄水器レンタルでも安心です。

http://ck-asia.com/product.php

 上記「CK メディカル」にはタイの硬水を日本のような「軟水」に変えてくれる「シャワー用軟水機」も取り扱っていますので、アトピー性皮膚炎の方、髪の毛の傷みや肌への悪影響が心配な方は併せてお問い合わせください。

タイご赴任前に必要な予防接種と気をつけたい感染症

タイでご赴任前に必要な予防接種、感染症等についてまとめてみました。
日本と違い様々な感染症の危険がございます。

1) 予防接種

タイのような熱帯気候の国に赴任する場合は、現地で罹るかもしれない病気を知っておくことやワクチン接種は非常に大切なことです。
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早めの受診により、必要なワクチンを接種し、免疫をつけた上で出発できるようにしましょう。ワクチンによる十分な効果を得るためには、出発の4~6週間前には接種を完了させることが大事です。接種は複数回必要なものもあるので、かかりつけの医者に早めに相談しましょう。

① ルーティーン

MMR(麻疹・風疹・おたふく風邪)、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)、ポリオなどのルーティーンワクチンの追加接種

② A型肝炎

A型肝炎ウイルスは経口感染(飲食物を摂取することで感染)するので、汚染された水や氷、甲殻類、汚染された水で洗われた果物や野菜(サラダ)を生で食べないように注意する必要があります。

③ B型肝炎

タイのようなHBVウイルスに感染する危険性が高い国へ行く場合に必要です。 特に流動的に血液や体液に接触する可能性のある方、現地の方と性的接触のある方、医療的治療(例えば、事故・歯科治療)を受ける可能性のある方は必ず接種しましょう。

④ 日本脳炎、腸チフス

仕事でタイの地方の農村部に行かれる方は注意が必要です。

2) 気をつけたい感染症

① 蚊により媒介される病気

• デング熱

夜明けから日没までに活動する熱帯シマカ、ヒトスジシマカが媒介するので、刺されないように注意が必要です。主に雨季(5月~10月)に流行し、3年から5年の周期で流行ります。 年によって患者数は変動するものの、タイ保健省に登録されている年間の患者数はタイ全土で10万人前後、バンコクで8,000人前後です。罹患率、死亡率は共にタイの感染症の中で上位10位以内に入りますが、致命率は0.1~0.2%です。
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• マラリア

流行のピークは5~10月の雨季ですが、10~1月にも小流行がみられます。2005年の統計を見ると28,131人(タイ人21,334人、外国人6,797人)の患者が報告されています。罹患率は45.23です。この年はタイ南部の多くの県で局地流行がありました。1996年から2005年までの10年間の罹患率は40~120の範囲にあります。年齢別にみると、罹患率は若い人に高く見られますが、致命率は65歳以上の年齢層(1.58%)が他の年齢層の4~6倍になっています。患者のほとんどが国境を接する県に集中しています。タイでは熱帯熱マラリアが40%弱、次いで三日熱マラリアが20%強、前二者の混合タイプが1%、四日熱マラリアは1%弱そして不明が40%弱となっています。卵形マラリアは検出されていません。 マラリアを媒介する蚊は夜間活動します。上記流行地域に出かける場合は、あらかじめ専門医にマラリアの予防内服の必要性について相談してから出かけるようにして下さい。 バンコクなどの都市部で感染する可能性はまずありません。

② 経口感染の病気

• 細菌性食中毒

食中毒はタイで最も多い病気の一つです。原因菌としてサルモネラ、腸ビブリオ、プレジオモナスなどがその代表です。その他の原因菌としては大腸菌、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌なども重要です。非常に稀なケースですが敗血症を起こしやすい細菌に経口感染し、発病後数日で亡くなった方が居ました。日常の注意点としては
①生もの(特に魚介類)は極力控える
②生ものは熱を通してから食べる
③調理した後は速やかに食べる
④調理場や食器類などは乾燥させておく
➄外食の場合には衛生的な飲食店を選ぶ
、と言った心構えが重要です。

• 赤痢、アメーバ赤痢

1996年から2005年の10年間の傾向を見ると感染者は段々と減少しています。罹患率では1998年の96.09を最高として2005年には40弱となっています。感染者は一年中見られますが、特に6月が最も多く12月が最も少なくなっています。全ての年齢層で発生していますが5歳以下の年齢層が最多で突出しています。県別ではミャンマー国境に接している所に多く発生しています。都市部での発生は少なく、ほとんどが郊外の住人の間で発生しています。感染者の多くが個々に発生しており、アウトブレークや大きな集団での発生は報告されていません。尚2006年の統計では致命率が0.01%となっています。赤痢は近年弱毒化の傾向にありタイでも比較的軽症例の割合が増えてきているようです。ただ感染力が強く、ほんのわずかの細菌でも発病します。

タイでのリフォームについて

今回はタイでリフォームを行う場合について書いてみます。

タイでのリフォームは日本と同じように先ずリフォーム業者さんを探すところから始まります。

日系企業の場合、全体的に費用は高くなってしまいますが、日本語でストレスなくやり取りができるなど、日本人スタッフによる対応に安心感があり、仕上がりのクオリティーも高くなる傾向があります。タイにも日系のリフォーム業者さんが沢山あり、ウェブサイトで検索すると比較的簡単に探す事が出来ます。

タイのローカル企業の場合、言葉の壁もあり、日本人には分かり辛いところがあると思います。タイの業者さんを探す場合は、知り合いのタイ人の方から信用出来る業者さんを紹介してもらう方が良いかも知れません。立て付けや塗装の仕上がりなど、日系企業に比べると品質が落ちてしまう事が多いようですが、ご予算とのバランスを見ながら日系業者さん、タイの業者さんを選択して下さい。

全体的な費用としては日本とは仕上がり具合に歴然とした差はありますが、人件費が安い分非常に安価でリフォームできます。
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タイでは日本以上にご自身のイメージを明確に伝える必要があります。特にタイ人担当者の場合、日本人とタイ人の好みの違いや、文化の違いから注文したイメージと全く違う仕上がりになってしまったなどと言う事も多々あります。コンセントの場所、照明の位置まで細かく指定する必要があります。事前にご自身で設置場所の図を作成して詳細を伝える事をおすすめします。

 写真などで全体像のイメージを伝え、蛇口やドアノブなど詳細な部分は商品をご自身で選択される事をおすすめします。下記にタイにてリフォームを行う際に便利なお店をご紹介します。

HOME PRO(ホームプロ)

www.homepro.co.th

タイのホームセンターです。バスタブ、蛇口、便器、ドアノブと家に必要なものは全て揃っています。プルンチット店はBTSプルンチット駅と直結しておりアクセスも便利です。品揃えが豊富なのは、「IKEA」もあるバンナーのショッピングセンター「メガバンナー」内の店舗でしょう。

Boon Thavorn(ブーンタウオーン)

www.boonthavorn.com

特にタイル類を多く扱っており、リビングやバスルームのタイル選びには最適です。店舗も大きく見ているだけでも楽しめるお店です。多くの店舗はレストラン等も併設しているところが多いです。郊外に店舗が多いためアクセスには車が必要です。

Power Buy(パワーバイ)

http://www.powerbuy.co.th

 タイ各地に展開する大型家電販売店。テレビ、冷蔵庫をはじめ沢山の電化製品が揃っています。タイでは珍しい大型の家電販売店です。

不動産をご購入後リフォームについてご相談等ございましたら弊社までお気軽にお問い合わせ下さいませ。

タイでの不動産投資について

今回はタイでの不動産投資についてまとめてみました。最近の政情不安定でマイナス要素もありますが、それでもタイの建築ラッシュは続いています。

1) タイ王国について

タイは歴史と伝統を有する古くからの独立国です。17世紀頃からアユタヤに日本人町も形成されるなど日本とは古くから親好が厚く、タイの王室と日本の皇室は歴史的に縁も深いと言われています。タイの面積は日本とほぼ同じで、人口は約6500万人。和食をはじめイタリアンやフレンチなど各国の料理が揃っており、日本人にとっても住み易い環境です。現在バンコクに滞在する日本人の数は常時5万人から6万人と言われています。日系企業の進出数は約8000社です。 新規にタイに進出している日系企業も多く、この勢いはまだ止まる気配はありません。
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 2) タイの経済成長

 タイの経済成長率はここ数年5から7パーセントと非常に高い数値で推移しています。国民一人当たりのGDPも5,000USドルを超え、順調な伸びを見せております。

タイに進出している日系企業は主に「物作り」を行う企業です。トヨタ自動車、本田技研、日産自動車といった自動車メーカーをはじめ、東芝やソニーなど電機メーカー、東京三菱UFJ、SMBCといった日本のメガバンクもタイに進出しています。

 3) 不動産市況

タイはここ10年の経済成長を背景にミドルアッパー層が急激に増加し、それに伴いコンドミニアムや一戸建てを購入することが出来る層が増えて来ました。それに伴い土地代やコンドミニアムの販売価格が高騰しています。特に20代から30代の若年層はコンドミニアムを購入する傾向が強くなっています。富裕層による投資用コンドミニアムの購入も増加しており、価格の高騰の一因にもなっています。
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4) インフラ

現在タイの鉄道はBTSと呼ばれるスカイスカイトレイン、MRTと呼ばれる地下鉄の2線があります。地下鉄、BTSともに延線が予定されていますので延線駅近辺の土地の高騰が予想されます。

 5) 購入目的

 投資用として、住居用、賃貸用として、様々な購入目的があります。目的によりご紹介する物件は異なって参りますので、事前に購入目的を明確にされる事をおすすめいたします。投資用としてやはり魅力的なのはプレビルド物件(建設前)です。タイでは建設前と建設後では大きく価格が高騰するケースも多く、近年はその傾向が続いております。

 6) 利回りについて

賃貸として貸し出す場合、5パーセントから10パーセントの利回りが予想されます。築年数が経っている物件は土地価格の高騰により非常に利回りの高い物件もございますが、最近できた築浅の物件の場合、利回りは決して良いとは言えません。ただ固定資産税がないこと、キャピタルゲインが狙えること、また、今後の物価上昇も考慮すると日本よりもメリットは多いと言えます。特にプレビルド物件ではキャピタルゲインが期待されます。

日本人駐在員が多く住むスクンビットエリアの物件の賃料は、1ベッドルームで40,000〜60,000バーツ、2ベッドルームで50,000〜70,000バーツ、3ベッドルームで70,000〜90,000バーツが相場です。現在人気のスクンビットソイ55(トンロー)付近の人気物件の場合、購入時の価格は平米約180,000バーツ程です。

7) 税金や購入に掛かる費用

手付金(予約金)

約3万~10万バーツが相場です。デベロッパーやオーナーによって異なります。

 頭金

物件価格の5~15パーセント程度をデベロッパーやオーナーに支払います。

 分割支払金

物件価格の20~40パーセント程度を分割で支払います。分割の回数や支払い金額は物件によって異なります。

 残金のお支払い

販売価格から、手付金、頭金、分割支払金などすでに支払った金額を差し引き、残金を一括で支払います。日本から円建てでの送金が必要になります。

登記費用

登記費用は物件購入価格の約2パーセントです。中古物件の場合、登記費用の負担は相談。新築物件の場合はデベロッパーと半額ずつの負担というケースも多くあります。

 共益費

平米あたり30〜50バーツ/月を支払っていきます。通常お支払いは1年に1度です。

 (例)60平米のユニットを所有、共益費は30バーツ/平米の場合

毎月の共益費  60平米×30バーツ=1,800バーツ/月

1年分     1,800バーツ/月×12ヶ月分=21,600バーツ
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8) 物件タイプ

 ① プレビルド物件

 建設前の新規予約受付物件をプレビルド物件と呼んでおります。タイでは建設前が最も販売価格が安く、完成後は価格が高くなっている傾向にあります。プレビルド物件の魅力は何と言ってもキャピタルゲインを狙える点にあります。建物完成までのお支払いは、予約金とその後の分割支払金ですので、完成前に売却すれば小額の投資で高い利益を確保出来る可能性があります。物件によっては完成直後に1.5倍ほど値上がりするケースもあります。
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② 中古物件

 すでに建設済みの物件を指します。新築、築浅物件から築10年以上の物件まで様々です。すぐにご入居したい場合にはおすすめです。投資用としてはプレビルド物件には劣りますが、間違いの無い物件を選択すれば賃貸用としても魅力があります。

9) 投資目的で考察するエリア

① スクンビット( BTSアソーク駅からエカマイ駅までのエリア)

バンコクで最も多くの日本人の方が住んでいるエリアです。日本人学校や日系幼稚園に通うお子様がいらっしゃるご家庭は、通学、通園バスの運行エリアから考えて、まずこのエリアから物件を探すことになります。日本語通訳が常駐する「サミティヴェート病院」や「バンコク病院」へのアクセスもよく、日本食材の豊富なスーパー「フジスーパー」や「ヴィラマーケット」、「トップススーパーマーケット」などがあります。レストランも多く、高速道路へのアクセスも良いため、ご単身の方にも大変便利です。初めての海外赴任の方でも安心して新生活をスタートさせることができます。

② スクンビット( BTSナナ駅からアソーク駅までのエリア)

BTSアソーク駅直結の百貨店「ターミナル21」が完成し、昨今急激に利便性の高くなっているエリアです。BTSアソーク駅周辺は欧米人の方が多い高級レジデンスが多く、日本人が少ないエリアをご希望の方にはオススメのエリアです。BTSナナ駅周辺は雑然とした雰囲気の繁華街で、西洋人、アラブ人、韓国人、中国人など様々な国籍のツーリストが多いエリアです。ソイ3には日本人の奥様方に絶大な人気を誇る産婦人科がある「バムルンラート病院」があります。アユタヤ方面に向かう高速道路へのアクセスが良好です。

③ プルンチットエリア

BTS駅プルンチット、チットロム、サイアム、ラチャダムリ駅周辺のエリアです。日本人の方が少ない、ただ利便性は高いエリアをご希望のご単身の方、ご夫婦の方にピッタリのエリアです。このエリアのスーパーは、日本食材こそ多くはないですが、チーズやワインなど欧米の食材が豊富に取り揃えられているスーパーが多いので、「日本」にこだわらない方には海外生活を満喫できるエリアです。美味しいと評判の高級イタリアンレストラン、フレンチレストラン、ワインバーなどもこのエリアに多いです。また、日系大手百貨店の「伊勢丹」や高級デパート「セントラル」や「パラゴン」もこのエリアにあります。高級物件も多くグレードの高い物件をお求めの方にオススメのエリアです。
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④ シーロム、サトーンエリア

 バンコク随一のオフィス街であるシーロム、サトーン通りは、日系企業も多く入居しているオフィスビルが乱立しています。シーロム通りは有名な歓楽街である「パッポン」や「タニヤ」があり、ツーリストも多く、外国人用のスーパーやレストランも多いのでご単身の方には便利です。サトーンやナラティワート通りにお住まいになる場合は、徒歩圏内にスーパーやコンビニエンスストアーがないことが多いので注意が必要です。この辺りの土地価格はバンコクでも高く、伴って物件販売価格も高くなります。

⑤ プラカノン、オンヌットエリア

これから要注目の新興エリアです。BTSの延長によりコンドミニアムの建設ラッシュとなっています。まだまだ空き地も多いので今後ショッピングセンターや大型コンドミニアムの建設が予想されます。

⑥ ラチャダーエリア

大型デパートなども多く現在急成長中のエリアです。地下鉄沿線には新築物件が多く建設中です。夜も賑やかでディスコや夜中まで営業しているホイクワーン市場もあります。今後の更なる発展が見込まれる新興エリアです。

⑦ ラップラオエリア

 タイ人に人気のあるエリアです。飲食店や大型デパートも多くタイ人の生活には非常に便利。地下鉄、BTSの延長により今後期待されるエリアでもありますが既に土地の価格は高くなって来ています。

 ⑧ トンブリーエリア

昔ながらの町並みが残る風情あるエリアです。BTSの延長により駅周辺にコンドミニアムの建設が目立ちます。

 ⑨ パタヤ

バンコクから南東へ約150キロ離れたチョンブリー県にあるリゾート都市です。 バンコクから車で約2時間、スワンナプーム空港からならわずか1時間半あまりというアクセスの良さも手伝い、年間を通して世界中から観光客が訪れます。 ビーチでの様々なマリンスポーツが年間を通じて楽しめ、ナイトライフやショッピングが充実しており、日系企業の工場が多くあるシーラチャやラヨーン方面へのアクセスも便利です。バンコクよりも販売価格が低く設定されているのも購入し易い一因でしょう。

弊社ではプレビルド物件、中古物件ともに取り扱っております。タイでの不動産投資にご興味がございます方は是非お問い合わせ下さい。

不動産内覧から契約、入居までの流れ

①    不動産探しのご相談

 お客様のご希望のエリア、ソイ、ご予算、広さなど、お客様のご希望条件を弊社までお伝えください。「お子様は何歳と何歳」、「幼稚園は●●に通わせる予定」、「お子様の遊び場が充実している物件がいい」、「スーパーが徒歩圏内にあることはマスト」、「できるだけ高層階がいい」など、お客様のご希望条件を細かくヒアリングさせていただきます。絶対に必要なマスト条件から、あればいいなというニード条件まで、できるだけ詳しくお客様のご希望条件をお聞かせください。その後、弊社スタッフがお客様のご希望条件に合う物件をリストアップいたします。

②    物件のご内覧

実際に物件をご覧いただきます。ご内覧当日は弊社日本人スタッフが専用車でご指定の場所までお迎えに上がります。(お迎え場所がバンコク市内でない場合は事前にご相談ください。)物件のご内覧は平日のみならずもちろん土日も行っております。内覧可能時間は物件管理事務所がオープンしている午前9:00〜午後17:00です。午前9:00スタートもしくは午後13:00スタートが一般的です。ただ、金曜日の午後は渋滞によりご覧いただける物件数が少なくなってしまうこともありますので予めご了承ください。また、土曜日や日曜日はご内覧のご予約で込み合いますので、早めのご予約をお願いいたします。

③    正式な物件のご予約

 ご入居希望の物件が決まり、契約内容などオーナー側と合意した後、正式な予約手続きに入ります。正式な予約手続きに必要なものは下記2点のみです。

1)       お客様のパスポート(顔写真のページ)コピー

2)       予約金

予約金は物件により異なりますが、「20,000バーツから賃料1か月分」が一般的な金額です。予約金はお客様がご入居なさった後、家主側から全額返金されるか、初月の賃料と相殺されます。ただ、予約金お支払いの後、ご予約をキャンセルなさった場合は予約金が返金されませんので注意が必要です。

なお、タイ長期滞在のためのビザや労働許可証(ワークパーミット)、タイの銀行の口座などは不要です。

 ④    契約手続き

契約開始(引越し)当日まで、もしくは当日には下記のご契約手続きが行われます。

・    デポジットのお支払い

・    初月賃料のお支払い

・    賃貸契約書への署名

 デポジットとは日本でいうところの「敷金」です。一般的には賃料の2か月分となります。

日本とは異なり、退去時に原状補修費が差し引かれ、返金されます。

 補足(原状回復費)

退去時の原状回復費はご単身の方やご夫婦の方で約3,000〜5,000バーツ、小さなお子様連れのご家族の方で約5,000〜15,000バーツ位をお考えください。バンコクではタバコによる壁紙などの黄ばみが問題になることは少ないのですが、フローリングの疵は細かくチェックされますので、掃除機をお使いになる際はご注意ください。また、退去チェック時の不要なトラブルを避けるためにも、ご入居中に何か不具合やお気づきの点がございましたらいつでも弊社カスタマーサポート課までご連絡ください。

⑤    ご入居

 鍵の受け渡し、家具や電化製品のチェック、駐車場手続き、インターネットの設定、ゴミ捨て場から郵便ポストの位置の確認まで様々なことが行われます。スムーズに新生活を始めることができるよう、弊社スタッフも立会いの下で入居作業をサポートいたします。

タイ、バンコクの賃料相場

1997年に始まったアジア通貨危機により一時的に経済成長は停滞したものの、その後急激な回復をし、再び高い経済成長率を維持しているタイ。2006年の軍事クーデターや2011年のロジャナ工業団地が冠水したアユタヤの大洪水など、企業の新規進出を憚る要素はあるものの、2012年の実質経済成長率は6.49パーセントにもなり、日系企業は年々増加の一方です。それに伴い日本からの駐在員も増え、日本人エリアであるスクンビットのご家族用物件を中心に供給不足が続いています。
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全体的に、賃料は毎年平均約6.7パーセント上昇しています(弊社調べ)。バンコクの2003年から2013年までの平均インフレ率が約3パーセントである(参照:日本経済新聞)ことを考慮すると、非常に高い上昇率で推移していると述べることができるでしょう。

サービスアパートで満室が続く人気がある物件の場合、契約更新時に賃料を前年比20パーセントUPといったようなこともあります。逆に築年数が経ってしまい、リノベーションもせずに人気がなくなってきている物件は大幅な値下げを敢行している物件もございます。

今後とも需要過多の状態が続くと考えられますので、多くの日系企業で駐在員の住宅補助額上限の見直しが必要になるかと思われます。エリア別平均賃料の推移や日系企業様の住宅補助平均などご相談にご対応させて頂きます。

タイでのお引っ越しについて

バンコクでのお引っ越しについて

日本でも煩わしい手間がかかる「お引っ越し」。ここ異国のタイバンコクではどのように皆様お引っ越しをなさるのかをご説明いたします。

① 引っ越し業者の手配

一般的に、転居先物件の賃料が4万バーツ以上(1年契約)の場合、転居先物件を紹介した不動産仲介業者が引っ越し業者を手配します。引っ越し業者に支払う代金は不動産仲介業者が負担することが一般的です(上限あり)。

転居先や転居日時が決定した後、引っ越し業者が「見積もり」のためにお部屋にお伺いします。引っ越し業者は英語もしくはタイ語しか話しませんが、大雑把に荷物量を目視するだけですので、何もお話ししなくとも問題ありません。所要時間は10分ほどです。

女性の肌着やお洋服など、お客様ご自身で梱包したい荷物がある場合は事前にご相談ください。見積もりの際に段ボールやガムテープをお届けするよう引っ越し業者に予め伝えておきます。

また、ピアノや観賞用の大きな水槽などをお持ちの方は事前に別途ご相談ください。
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② 引っ越し当日

引っ越し当日は、荷物の梱包、搬出入、開梱まで引っ越し業者が作業します。日本と同じように食器など壊れ物は梱包材で包みます。

ただ、物品破損の場合にかけられている保険料が日本と比較すると非常に低額なため、思い出の品など金銭に換えられないものや至極高価なものはご自身で運搬することをおすすめいたします。

また、よくお客様からお問い合わせをいただく引っ越し業者へのチップですが、「作業員1人あたり50〜100バーツ」が一般的な金額のようです。

なお、引っ越し業者の作業員はタイ語しか分からないことが一般的です。下記に作業員との会話で必要な単語を挙げますのでご参照ください。

 

リビング    リヴィン(グ)

キッチン    ホン(グ) クルア

主寝室     ホン(グ) ノーン マスター

副寝室     ホン(グ) ノーン ティー ソーン(グ)

客用寝室    ホン(グ) ノーン ケー(ク)

段ボール    グロン(グ)

緩衝材     ガンガテー(ク)

テープ    テー(プ)

はさみ    ガーン グライ

カッター   ミー(ド)

冷蔵庫    トウー イェン

包む     ホー

開梱する   ゲ グロン(グ)

壊れ物注意  ラワン(グ) デー(ク)

 

③ 引っ越し後

開梱を引っ越し業者に依頼しなかった場合、引っ越し後に業者が段ボールの回収にお伺いします。お荷物の開梱が全て終了した後で弊社までご連絡ください。

また、 荷物の一部をトラックの中に忘れてしまったり、前物件に置き忘れてきたりすることもあります。段ボールが1つ足りないかもしれないなどと思われる場合はすぐに弊社までご連絡ください。

国王誕生日

反政府デモが続くタイでは、5日プミポン国王の誕生日を迎え一度休戦状態に入り、昨日は国中がお祝いで盛り上がりました。86歳の国王は現在タイ南部の静かな街フアヒンにご滞在されております。

報道では6日からデモ活動が再燃する可能性が高いと見られています。
現時点は日本人が主に滞在するスクンビット、プルンチット、シーロム、サトーン地区では特に大きな問題は起こってはいません。電話会社が占拠された事によりインターネットの不具合等が発生していますがそれ以外は特に私たち日本人の生活に影響は出ていません。
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