あけましておめでとうございます!西村不動産です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2021年のスタートからバンコクでは、新型コロナウィルスの感染拡大によって1月5日時点で新規感染者数が527人で、移民を除く国内感染者は82人となっており、規制措置が実施されております。
新年早々またもコロナのニュースですが、現在のバンコクの状況を整理しておきましょう。
昨年12月のサムットサーコーン県のクラスター
今回の規制措置に至った背景には、昨年12月に発生したタイ西部のサムットサーコーン県のクラスターで、エビ市場などで働くミャンマー人の不法就労者がコロナに集団感染していたことが発覚。一気に感染が県内に広がり、バンコクにも影響が出たことでした。
パタヤがあるチョンブリー県では、ラヨン県などでもクラスターがあり、これは不正賭博場で感染拡大したものと見られています。
また、日本人の多いシラチャでもクラスターが発生。日本人街のスナックで起こり、現在感染者が増加しています。
各県の警戒レベルに応じて色分け
タイの各県について、感染者数の多さに応じて警戒レベルが色によってわけられています。バンコクの警戒レベルは最大のレッドゾーンに指定されており、サムットサコーン県や、チョンブリー県など5県はさらに上の最上警戒レベルに指定されました。
1月4日より実施されている措置
まず非常事態宣言は引き続き2月末まで延長となります。
そして規制措置については、すでに年末から娯楽歓楽施設やタイ古式マッサージなどが営業禁止となっていましたが、1月4日よりレッドゾーン28県に以下の規制措置が実施されています。
主な項目は以下となります。
学校など教育機関の休校
バー、パブ、カラオケなどのナイトスポット、娯楽施設の営業禁止
感染リスクを伴う大人数の集会の規制
在宅ワークの推奨
都県をまたいだ移動の自粛
飲食店での午後9時から朝6時までの店内飲食禁止
飲食店内での酒類提供禁止
予断を許さない状況ではございますが
前回のロックダウンに比べますと、モールは営業しており、飲食も店内飲食が時間制限はありつつも、可能であることから、生活する上ではまだ極度な不便はありませんが、この規制でうまく抑え込むことができない場合は、さらなる追加規制が検討されています。
そうなりますと、おそらく県間移動の禁止に夜間外出禁止令が発令されることとなりそうです。
とにかく不要不急の外出を避け、2月にはまた平常の生活に戻ることができますよう、皆様もくれぐれもお気をつけください。
このようにコロナの規制からのスタートになったバンコクではございますが、皆様のお部屋探しからアフターフォローまで全力サポートさせていただきますので、どうぞ本年も西村不動産をよろしくお願いいたします。