写真:タイ保健省
こんにちは西村不動産です。コロナ対策で待たれていたワクチンの接種がついにタイで開始されました。
また、コロナ第二波で警戒レベルがレッドゾーン指定されていたバンコクですが、2月の終わりに警戒レベルが下げられ、オレンジゾーンとなり、ほぼ通常に近い状況になっています。
これらの新しい動きについて触れてみたいと思います。
非常事態宣言は3月末まで
ほぼ毎回延長されている非常事態宣言ですが、やはり今回も3月末までの延長が発表されています。
現在のバンコクの警戒レベルはオレンジゾーン
コロナ第二波の規制緩和が2月の後半にあり、バンコクの警戒レベルが下がってレッドゾーンからオレンジゾーンになりました。
このため、飲食店でのお酒の提供が可能となり、営業禁止だったバー、パブ、カラオケなどナイトライフ系のサービス業が営業可能となっています。ただし営業時間は午後11時までです。
おおむね規制緩和が開始されると、2週間ごとに見直しが行われるので、次回は営業時間の延長や、ダンスの許可などが盛り込まれていくのではないしょうか。
ワクチンの到着
写真:タイ首相府
中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナウイルスワクチン20万回分が第一弾として2月24日タイに到着しました。
スワンナプーム空港には、プラユット首相らが出迎え、初めて入手したワクチン到着を歓迎しました。
また、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学の共同開発による新型コロナウイルスワクチン11万7600回分も到着しています。
ワクチン接種開始
写真:タイ首相府
タイ保健省においてタイ初の新型コロナウィルスワクチンの接種が開始されました。一人目となったのは、アヌティン副首相兼保健相で、シノバック・バイオテック製のワクチンを接種しました。
写真:タイ保健省
そして、3月1日には、バンコクに近いパトゥムタニ県、パタヤのあるタイ東部チョンブリ県などで、シノバック・バイオテック製のワクチン接種が開始されました。
まずは、新型コロナ対策にあたる医療関係者、行政官などが対象となっています。
まとめ
ついに始まったワクチンの接種。タイ経済を支える観光業の復活には欠かせないワクチンです。このワクチンをめぐって、観光地では安全性をアピールするため、より多くのワクチン接種を観光業従事者に施すよう希望が出ています。
今後の日本からのタイ入国規制緩和にも期待できるワクチンの接種開始。日系企業の駐在員赴任もさらにスムーズになることが期待されますね。