2020年のバンコク〜新型コロナウィルスとタイの動きを振り返って

こんにちは西村不動産です。早いもので2020年もあとあとわずかですね。今年は新型コロナウィルスによってまったく世界が変わってしまった年でした。

バンコクロックダウンもあった今年の新型コロナウィルスに関する出来事を振り返ってみたいと思います。

2月

この頃はまだ海外からの入国者もありましたが、検疫が強化されはじめ、新型コロナウィルスに対する脅威を認識しはじめました。タイ保健省は新型コロナ感染拡大対策として、日本、シンガポールからの入国者に対して空港でスクリーニングを行うようになりました。

3月

3月ついにバンコクのロックダウンとなります。バンコク都知事は,3月22日〜4月12日まで新型コロナウイルス感染拡大防止対策として,バンコクで人が集まる施設の閉鎖を、そして3月23日からは,タイ国内全ての陸上国境(17県内18カ所)を原則閉鎖する旨を発表。

これによって今までの生活が一気に変わってしまいました。お店はスーパーやコンビニなど最低限のジャンルしか開いておらず、飲食店もテイクアウトのみで、町は人がほとんど歩いていない異様な状況になったのが3月のロックダウンからでした。

また、クーデター以来となる非常事態宣言も発令されました。

4月

4月になるとタイ政府は更に感染拡大を警戒し、夜間外出禁止令を発令。これによって、午後10時から翌朝午前4時までは一切外出できなくなり、コンビニなども営業時間を制限されるなどとても不便な生活を強いられました。

5月

タイ国内の新型コロナウィルス感染者が減少したため、規制緩和が4つの段階に分けて実施されることになりました。

非常事態宣言と夜間外出禁止措置は解除されていませんでしたが、これはとても明るいニュースで、元の生活に戻るためのフェーズが始まりです。

5月中旬の第2フェーズではモールが営業再開となって久しぶりにたくさんの人々が町に出かけました。

6月

規制緩和の第3フェーズによって、夜間外出が23:00から翌3:00に短縮。そしてタイといえば古式マッサージのタイ古式マッサージの営業再開が認められました。

7月

日系企業にとっては待ちに待った外国人の入国規制緩和措置が実施。中々スタートできなかった進出や、赴任、帰任もやっと行うことができた企業も多かったことでしょう。

また、この月より学校は新学期がスタートしました。

まとめ

現在バンコクはほぼ平常に戻っています。しかし、閉店したお店なども多く、まだ人々の出足は少ないといえます。

来年はワクチンなどの動きも出てきそうですし、アフターコロナに向けての一年になることでしょう。一日も早く賑やかなタイに戻ってほしいですね。

西村不動産はまだ続くコロナ渦中でも皆様をサポートしてまいります!また来年もどうぞよろしくお願いいたします!