日本人など外国人を狙った詐欺の種類やその手口についての注意喚起

こんにちは西村不動産です。世界各国から観光客などいろんな国から多くの人々が訪れるバンコクでは、日本人など外国人を狙った詐欺による被害が常に起こっています。まだバンコクに来て日の浅い方や、タイ生活に慣れた方にも今一度知っておいてほしい詐欺の手口などについてお知らせいたします。

日本人男性を狙った寸借詐欺

日本大使館で最新の詐欺情報として、寸借詐欺があります。これは日本人男性を狙った詐欺で、事件が多発している場所もプロンポン、トンロー、エカマイなどの日本人が多く住むスクンビットエリアです。

台湾や香港等からの旅行者や出張者を装った女性、または女装した男性が、日本人男性に対して、英語や片言の日本語で話しかけ、お金をだまし取るというものです。

手口は、「パスポートやお金を失って困っている」と声をかけ、「パスポート再発行のためと、それまでのホテル代を貸してほしい」と現金をATMから引き出させる、またはLINE交換して振込先を指示するなどです。

相手を信じさせるために、自分は医療関係(レントゲン技師)の仕事に就いている、通帳や口座残高を見せるなどし、お金を渡した後も、進行中のプロジェクトにお金が必要だと詐欺の常套手段である追加でお金を要求する事例が見られます。

このような手口、怪しいと気づいてよさそうなものですが、相手が女性であるため、気の毒に思い助けようとするのか、演技が非常に上手なのかわかりませんが、海外で知らない人に声をかけられたら、まず詐欺を疑うのは基本中の基本です。

お金見せて詐欺

いわゆる「お金見せて詐欺」は、もう数年前から注意喚起されていますが、未だに被害が出ています。これは手口を知らない人が引っかかっているのではないかと思われますが、その手口はいつも同じで、「ドバイから来た」、などと男性が話しかけてきて、「日本のお金を見たことがないから見せてほしい」などと言い、財布の中のお金を見せると、一緒にいた人物が話しけ注意をそらすなどしつつ、まるで手品のようにお金を抜いてしまうというものです。

このお金見せて詐欺は、もう何年も前から被害がでており、手口も何度も紹介されていますがいまだに被害報告があります。

見知らぬ人からの接触には注意

タイは南国の穏やかさで、慣れると非常に暮らしやすい国ですが、犯罪は多く起こっています。気をつけたいのは、常に言われている、見知らぬ人から声をかけられたら、まず詐欺を疑うということ、そして、詐欺以外の犯罪からも身を守るために、人気のない夜の独り歩きは避けて、タクシーなどを利用し、危ないといわれいるエリアにはわざわざ近づかないなどを気に留め、セーフティーなバンコク生活をおおくりください。