雨季のバンコクお役立ち!ながい雨のシーズンのアイテムや過ごし方について

こんにちは西村不動産です。タイの暑季もおわり、先月タイ気象局が5月22日から雨季入りしたことを発表しました。いよいよながい雨季のはじまりです。タイに一年住んでいる方は、すでに雨季を体験済みかと思いますが、初めてタイに来られた方にとっては未知のシーズンですね。

今回はタイの雨季についての様々な情報をお届けいたします。

タイの雨季

東南アジアのタイは熱帯モンスーン気候で、乾季、暑季、雨季があります。おおよそ6月から10月までが雨季にあたります。

日本の梅雨のように一日中シトシトと雨が降るのではなく、スコールが一時間前後降ったら止むといった降り方です。一度に大量に降るため、冠水することが多く、場合によっては洪水を引き起こすこともあります。2011年の大洪水は世界的にニュースになりました。

バンコクでもいたるところで冠水し、その度合いはエリアによって異なります。毎年、雨季の冠水対策の話が持ち上がりますが、大きな改善は見られないのが現状です。

スコールの特徴

スコールが来る前、大抵の場合強い風が吹き始め、重い雲があれよあれよという間に空を覆った思うと、一気にザバーっと振り始めます。結構インターバルがなく降り始めるので、外出中に雨が来そうになったら、雨宿りできる場所にすぐに移動しましょう。

時間がない場合は別ですが、一時間も待てば止んでしまうか、小雨になりますので、スコールの間は無理に動こうとせず、雨が収まるまで待つのが得策です。

雨季のアイテム

<雨具>

携帯傘はもちろん、レインコートなども動きやすいですね。ダイソーの店頭にもたくさんあります。

また、シューズの上から履くビニールのシューズケースなども便利です。タイの通販の定番Lazadaや、Shopeeなどで手に入ります。

<除菌剤>

雨が降るためお洗濯した後、部屋干しが多くなりますが、気になるのが生乾きによる衣類のニオイ。ドラム式洗濯機のお湯で洗うとある程度対策できますが、雑菌が原因で発生するニオイは、除菌剤を使うのもたいへん有効です。イギリスのメーカーのDettol(デトール)を洗濯洗剤と一緒に少量入れれば、ニオイの元を根絶できます。Dettolはスーパーの台所用洗浄液などのコーナーにあり、ビッグCなどの大型スーパーでは安めの値段で手に入ることが多いです。

Dettolは洗剤の他、除菌効果が見込める液体石鹸などもあるので試し見るのもよいでしょう。

<消臭>

タイにもファブリーズがあります。しかし、タイのファブリーズは芳香入りなので、好き嫌いがあるかもしれません。タイで芳香入りが好まれる傾向にありますが、ニオイを消すためのファブリーズに香りがついているのは微妙と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね笑

あとは、タイのお土産物としても人気のアロマは、家庭用など多くのブランドがあります。オーガニックでは、高級スキンケアブランドのPANPURIなどがあります。

雨季ならではのたのしみ

冠水したり、洗濯物が乾かないなどのマイナスイメージが多い雨季ですが、雨季ならではの良いこともあります。

その一つはフルーツが美味しい季節であることです。年間を通じて出回っているフルーツもありますが、マンゴーや、フルーツの女王マンゴスチン、ドリアン、ランブータン、ライチ、ソムオーなどたくさんのフルーツが美味しくなる季節です。シーズンがすすむと値段も安くなりますので、大量買もできますね。

そしてハイシーズンからローシーズンになるため、航空チケットや宿泊施設が安くなります。ソンクランのあるハイシーズンはかなりチケットが高騰していましたが、雨季は値段が下がりますので、旅行に行きやすくなります。

まとめ

昨年は雨量が多く、冠水もたいへんな雨季でしたが、今年はお手柔らかに願いたいものです。雨季は入ったばかりと終わりがけが特に激しく雨が降る傾向にあるので、皆様くれぐれもお気をつけください。そして、フルーツや雨季ならではのものを是非たのしんでいただけるといいですね!